うつ病でも幸せ,心療内科,良い病院の見分け方4選,良いお医者さんの見分け方12選

見出し画像

うつ病でも幸せ,心療内科,良い病院の見分け方4選,良いお医者さんの見分け方12選
 


「お医者さんと話す時、緊張する」

「お医者さんはプライドが高くて話しにくい」

「お医者さんと面と向かうと、何をどう話せばいいかわからなくなる」

「気の合うお医者さんに出会いたい」

「良い心療内科の先生ってどんなお医者さん?」

「患者にとって有利な心療内科の病院ってどんな病院?」

こんなふうに感じたことはないでしょうか?

私は若い時から医者嫌いでした

 

画像


私が出会ってきたお医者さんは、ほとんどが、プライドが高く、あるお医者さんは質問しただけで、私の言葉に専門用語が入っていたのが気に入らなかったのか、急に目つきや口調がキツくなり、怒り出しました。

精神的に明らかに病んで、患者に攻撃的なお医者さんもいました。

うつ病患者の私よりずっと、ど〜んより暗い表情で「仕事をしたくない」「毎日憂鬱だ」と患者に愚痴るお医者さんもいました。

私は病院に行ってそのお医者さんに会うたびに気分が落ちてしまいました。

お医者さんも人間です。患者とお医者さんも人間関係です。医師や病院選びは大切です。

この記事では、私が満足いくお医者さん選びをした方法をご紹介したいと思います。

読者様がストレスを抱えず、安心して病院にかかるお手伝いができれば幸いです。

①良い病院

1、通いやすい


うつ病患者にとって、通いやすい病院という条件はとても大切です。

いい病院でも、遠すぎて、車を長時間運転していかなければならないというところなら、負担が大きく、長続きしません。

車で通わなければならない上に「駅近」の病院も金銭的に負担が大きいです。

病院が提携しているパーキングがあって、2時間まで無料とかであればいいのですが、大抵は全て自費です。

病院での待ち時間、薬局での待ち時間を合わせると、かなりの金額になります。

うつ病患者は抗うつ剤の副作用で、眠気がずっとあるという方が少なくありません。

車の運転はできるだけ控えた方がいいです。

歩いて行ける、バスで通える、自宅から近い病院を選ぶと、通い続けるのが負担になりません。

2、看護師がいる

画像


心療内科の病院によっては看護師がいる病院があります。

看護師がいる病院には多くのメリットがあります。

一つ目のメリットは、血液検査を定期的にしてもらえる、ということです。

うつ病の原因には、心の問題ではなく、甲状腺機能低下症、栄養不足、鉄欠乏症、フェリチンの数値が低い、など、身体的な理由であることもあります。

もし血液検査でこれらの原因を見つけることができれば、うつ病の症状を治すのは、食事を見直すことだったり、甲状腺機能低下症の薬を飲むことだったりします。

看護師がいる病院では、血液検査をしてもらえ、抗うつ剤だけでは治らない、根本的な原因を定期的に調べてもらえるので安心です。

私は半年に一度、血液検査を心療内科でしてもらっています。

これまで、うつ病の身体的な原因は見つかりませんでしたが、生活習慣を改善したり、ダイエットするきっかけをもらったりすることができました。

私の場合、血液検査の結果、中性脂肪コレステロール脂肪肝、が引っかかりました。

生活を見直し、まず甘いものを断ち、ダイエットを始めました。

ウォーキングも始め運動を生活に取り入れるようになりました。

脂肪肝を治すため、レモン水を毎朝起きてすぐ飲むようにしました。

おかげさまで半年後の血液検査で、数値は全て正常になっていました。

うつ病の直接の原因ではありませんでしたが、病気を予防したり、健康的な生活を送る強い動機付けを与えてくれるという点では定期的な血液検査は助けになりました。

健康的な身体になってからは、それに伴って気分も上がり、寝込むことがなくなりました。

心療内科の病院で血液検査をしてもらえるメリットは、自立支援を受けているのなら、その範囲で血液検査を受けられるということです。

ちなみに、私は自立支援を受けていて、1回の診察料が400円なので、診察、血液検査を含めて400円です。

別の病院で血液検査をしたら、何千円と取られるところです。

経済的にも助かっています。

看護師がいるメリットの二つ目は、私が通っている病院では、患者が家族や会社などの、人間関係で体調を崩していたり、最近うつ病の症状や体調の変化が大きく変わり、複雑な状況だったりすると、患者が待合室で待っている時に、別室で看護師が話をゆっくり聞いてくれます。

他の患者を待たせているわけでもないので、ゆっくり話せます。

看護師はとても優しく、聞き上手なので、心置きなく自分のことを事細かに全部話せます。

看護師は必要な情報をメモってお医者さんに伝えてくださいます。

私は全て伝えられたという安心感がありますし、私の診察の番が来た時、先生には全て伝わっているので、何も話さなくても、先生からアドバイスをいただけます。

3、カウンセリングしてくれる

画像


うつ病を患う方には色んなタイプがあります。

薬で治せるタイプと、認知(考え方、捉え方)を変えていく療法を受ける必要があるタイプがあります。

薬で症状が良くなっても、思考が変わらなければ、またうつ病になるような考え方をして病気になるな、同じことの繰り返しになります。 

色んな治療を選べる環境が整っている病院を選ぶと安心ですね。

4、リラックスできる環境

画像


病院によっては、いかにも精神病棟といった陰鬱な雰囲気のところもあります。

受付の性格がキツかったり、笑顔がなかったり、暗い表情をしてたりすると、こちらの気分ももっと下がってしまいます。

心地よい音楽が流れていたり、リラックスできると感じられる環境の病院を選びましょう。


ここまで良い病院の選び方を4つお伝えしました。

ここからは良いお医者さん選びの方法12選をお伝えいたいと思います。

②良いお医者さん

画像

1、気が合う


お医者さんも人間です。性格も10人10色、みんな違います。

同じことを言っても、にこやかに、優しく応対してくれるお医者さんもいますし、怒って説教するお医者さんもいます。

病院に行ってガッカリして、行く前よりうつ病が悪化する、というのではとても残念です。

私は自分に合うお医者さんを探し続けました。

6件目の病院で、今のお医者さんに出会えました。

今のお医者さんは、謙虚で、優しく、患者を絶対否定しない、良いところを見つけて褒める、親身になって話を聞く、いつも笑顔、といった理想のお医者さんです。

お医者さんが治療薬のようで、病院に行っただけでうつ病が良くなります。

きっとあなたにもピッタリのお医者さんがいるはずです。

諦めずに探せば出会えると思います。


2、自分のことをなんでも話せる


 名医は患者のちょっとした症状を聞いて、隠れている病気を探し当ててくれます。

 医者が話を聞こうとする態度や雰囲気がないと、患者は何をどれだけ話せばいいのか戸惑ってしまいます。

 こんなこと言ったら怒られないかな?と心配で、言いたいことも言えないのでは病院にかかっている意味がありません。

 自分の病気の本当の原因も見つけてもらえないかもしれません。

 何を言っても怒らない、不機嫌にならない医者選びは大切な要素です。

3、緊張させない


 お医者さんは一般人より専門知識があるので、患者はただでさえ気遅れするものです。

 お医者さんが常に笑顔で接してくれると、それだけで患者の緊張が溶けます。

 性格が優しいお医者さんは患者を緊張させません、優しさを感じられるお医者さんを選びましょう。

4、話をよく聞いてくれる

画像
 
 うつ病患者は脳の機能が低下しているため、思考がまとまらなかったり、何から話していいかわからない時があります。

 ゆっくり話を聞いてくれる、余裕のあるお医者さんだと、ポツポツとでも話し出せます。

 患者の話を途中で遮らないと言うことも大切です。

 話を途中で遮られると、言うべきことじゃなかったんじゃないか?と自分を責めてしまいます。

 話の続きに、大切な情報があるのかもしれませんが、途中で遮られると、それ以上お医者さんに伝えられなくなってしまい、適切なアドバイスをもらえないと言うことにもなりかねません。

 患者は話を全部聞いてもらい、お医者さんにわかってもらえた、と言うだけでも安心し、半分病気が治ったように感じるものです。

 患者の話をよく聞かず、適当に薬を処方するお医者さんには要注意です。


5、患者を見て話をし、聞いてくれる


 よく、パソコンをずっと見ながら、話を聞き、患者の話を聞いているのかわからないお医者さんがいます。

 目を見て話をし、話を聞いてくれると、患者は安心します。

 しかも目を見て話をするのは、お医者さんである以前に人間関係のコミュニケーションの基本です。

6、患者を否定しない


 患者の話を全部聞かず、ちょっと聞いてすぐ否定してくるお医者さんもいます。

 否定されると、うつ病で自尊心が低くなっている患者は落ち込んでしまいます。

 否定ではなく、理解を示してくれるお医者さんを見つけましょう。

7、よく褒め、患者を肯定して、自信を持たせてくれる


 今の心療内科の医者は、予約外に病院に来たと言うだけで、褒めてくれます。

 予約外に勝手に通院して良かったのか不安に思っていることを察知して、よく来ましたね。

 来て良かったんですよ、と患者の行動を肯定し、優しく励ましてくれます。

 また、患者が薬を勝手にやめて自律神経失調症になって通院しても、決して怒りません。

 むしろ、また薬を飲み始めていることに目を留めて、ちゃんと飲んでいますね、それでいいんですよ、と褒めてくれます。


8、患者の気持ちを大事にして、患者が飲みたくない薬を強要しない


 私は睡眠薬で痴呆症になった人の話を聞き、睡眠薬は飲まないようにしていました。

 でも、マイスリーという薬は、一番弱い薬で、一生飲んでも痴呆症にはならない、とお医者さんから言われました。

 それで、勇気を出して飲み始めました。

 自律神経失調症になって、マイスリー2錠でも眠れなくなった時、お医者さんは他のもっと効き目の良い睡眠薬を処方したかったようですが、私が、痴呆症を心配していることを知っていて、無理に出そうとしませんでした。


9、なんでも相談に乗ってくれる


 仕事ができなくて1年間収入がなくて悩んでいることをお医者さんに話しました。

 障害年金を受け取りたいけど、信頼できて、腕の良い、労務士を紹介して欲しいとお願いしました。

 先生は分厚い名刺ファイルを取り出し、一枚一枚良く確認して、ご自分が良く知っている、腕のいい、しかも私の家から一番近くの事務所の女性の労務士さんを紹介してくださいました。

 そして、今は自律神経失調症の症状が強く現れているので、症状が治ってから相談した方がいいですよ、とアドバイスしてくださいました。

 うつ病患者が調子の悪い時、難しい障害年金の説明を聞いたり、複雑な手続きを行わないといけなくなると、ストレスで余計に調子が悪くなるそうです。

 先生の適切なアドバイスに感謝しました。

 私はネットで労務士さんを探していました。

 カウンセリングがあるので家から一番近くの大きめの事務所を選んでメールを出しました。

 電話がかかって来て、事務所に行く日時を予約しましたが、持参するものに、印鑑、2万2000円の現金、クレジットカードか通帳、年金手帳が必要と言われました。

 見ず知らずの、ネットで調べただけの会社に自分の個人情報全て与えて、2万2000円も取られ、騙されたらどうしよう。。。

 と不安に思っていました。

 心療内科の先生の知り合いで、先生が太鼓判を押すやり手の労務士を紹介していただけて、不安や心配も消え去りました。

 親身に患者に寄り添い、助けてくださる先生に本当に感謝しました。

10、患者を待たさない


  以前の心療内科では1時間であればまだ早い方、長い時は2時間近く待たされました。

  駅近で車で通うしかない、遠い病院でした。

  80歳近くなる母に車を運転してもらい、付き添ってもらっていました。

  母も普段はほとんど寝たきりです。

  重度のうつ病で、座っているのも辛い私は毎回2時間近く待たされ、毎回の通院が苦痛でした。

  しかも年老いた母にも負担が大きく、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

  駐車料金も馬鹿になりません。

  今の病院の先生は患者を待たせません。待っても10〜15分くらいです。

  賢い先生で、事情や症状を詳しく聞く必要のある患者は、待合室で待っている間に、看護師に話をゆっくり聞かせます。

  看護師はメモをとり、先生に伝えてくれます。

  この方法で、診察室で患者は話すことはありません。

  先生は全て分かった上で、患者に適切なアドバイスをしてくださいます。

  患者も他の患者を待たせているという焦りから、ゆっくり話せないというストレスを感じることもありません。

  先生に伝え忘れたということもなくなり、安心して先生に診ていただけます。


11、薬の処方をする時、薬の種類、効き方、飲み方、副作用、注意点など、丁寧に説明してくれる


  今の先生は薬を処方する時は、薬図鑑のようなものを出してきて、その本を見せながら、薬の種類、薬効、副作用、聞くまでの期間など事細かに説明してくださいます。

  副作用が出ても、説明を受けているので、それほど慌てることはありません。

  時間が経てば、副作用が治ることを知っているからです。

  睡眠薬についても、常習性があって痴呆症になる可能性がある薬と、一生飲んでも痴呆症にはならない、マイルドな薬があります。

  先生からその説明を受けて、初めて安心して睡眠薬を飲むことができました。

  以前の心療内科の先生は、薬を処方するだけで、説明は一切ありませんでした。

  私は抗うつ剤に偏見があったので、怖くて飲めませんでした。

12、薬の処方がうまい

画像


 医師の経験や知識で処方する薬は全く違います。

 経験のない若いお医者さんにかかって、いきなり効き目の強すぎる抗うつ剤を処方されたことがあります。

 効き目が全然ないのに、副作用がひどく、吐き気、頭痛、めまいで何日も寝込みました。

 何度、薬を変えても、副作用に悩まされ、全く生活できなくなったので、病院を変えました。

 次の病院のお医者さんは年配で経験のある医師でした。

 前にかかっていたお医者さんで処方された薬を見て、この薬は効き目がきつすぎる、通常いきなりこんなきつい薬は処方しません、と言われました。

 経験豊かで薬の知識のあるお医者さんにかかることの大切さを実感しました。


ここまで、良い病院の見分け方4選、良い医師の見分け方12選をお伝えしました。

私は自分に合った病院や医師を見つけるまで6つの病院を転々としました。

今、癒しを与えてくれる、通院が楽しみに思えるお医者さんに出会え幸せです。

ぜひ、皆さんも、ご自分に合った病院やお医者さんを見つけてくださいね。

最後まで、記事をお読みいただきありがとうございました。

皆さまが幸せな日々を送られますことをお祈りしております。
 

 
ローズ

うつ病でも幸せ〜自分に合う病院〜お医者さんを探すポイント9選

見出し画像

うつ病でも幸せ〜自分に合う病院〜お医者さんを探すポイント9選 

私は子供の頃から軽度のうつ病を患っています。

これまでに6つの心療内科にかかりました。

お医者さんによって、性格や考え方、治療方針、患者との接し方、経験、など異なります。

自分に合ったお医者さんを見つけることは大切なことです。

お医者さんを探す際のポイント

 

画像
画像


①お医者さんが精神的に健康

②よく話を聞いてくれる

③説明が丁寧(治療法・薬についてなど)

④経験豊か(薬の投与が適切・表情や声で状態を把握してくれる)

⑤相性の良いお医者さん(性格・癖・表情・物腰・雰囲気・言葉遣いなど、自分に合うお医者さんだと癒される・ストレスがない)

⑥患者をあまり待たさない

⑦通院しやすい

⑧看護婦がいる(自立支援制度を活用していれば、血液検査を無料でしてもらえる)

⑨ストレスを感じたら病院を変える(自分に合うお医者さんはきっと見つかる・うつ病に我慢は禁物)

心を病んでいるお医者さん

画像


私は心療内科を転々としました。

ある心療内科のお医者さんは、すでに心を病んでいるようでした。

うつ病はうつる病気です、うつ病患者を診ているうちにお医者さんも、うつ病になってしまうのです。

病院で飛び降り自殺したお医者さんもいる、という話をきいたことがあります。

そのお医者さんは暗い顔つきで、目も笑っていません。

むしろ、きつい目つきをしていました。

お医者さんの顔を見ただけで、気分が沈みました。

画像


しかも、私が症状を話すと、いきなり「うつ病というものは10人10色なんですよ!同じ症状の患者は1人もいないんですよ!」ときつい口調で説教されました。

一体、何が言いたいのか全くわからず、ただ叱られた、という感じで診察が終わり、薬を処方されました。

薬の飲み方や副作用などの説明もありませんでした。

私より心を病んでいるお医者さんには関わりたくない、と思い通院しませんでした。

合わない治療法


次にかかった病院のお医者さんは「精神療法をしましょう」と言いました。

毎日あった出来事とその時感じたことを書き記し、お医者さんに見せるという方法です。

この方法は、私にとって、かなりストレスでした。

起き上がることもできず、寝たきりで、座って書く気もしません。

その病院も一度限りで行かなくなりました。

経験のないお医者さん


次の病院は、若い医師でした。よく話を聞いてくれ、薬の説明も丁寧でした。

ですが、いきなり、かなりきつい薬を処方され、副作用がひどく、吐き気、頭痛、めまい、立ちくらみで、起き上がることができず寝込んでしまいました。食事も取れなくなりました。

2〜3日飲んで、どうしても副作用がひどく苦しいので、お医者さんに相談しました。

薬が合わないということで、他の薬を試しましょうと言われました。

その薬も副作用がひどく、日常生活が送れません。寝たきりで、鬱状態も悪化するだけでした。

2〜3種類の薬を試しましたが、全て合わず、強い副作用に苦しめられました。

治療を受ければ受けるほど、うつ病は改善するどころか悪化し、身体もボロボロになって絶望しました。

この病院も行かなくなりました。

経験のあるお医者さん

画像


友人の勧めで、経験のある良いお医者さんがいるということで、ちょっと遠い病院にかかるようになりました。

そのお医者さんは年配で、経験が豊富で薬の処方が上手でした。以前の若いお医者さんのように、いきなり強い薬を処方するということはしませんでした。

色んな薬を試してくれました。躁鬱病も疑われ、躁鬱病の薬も試しました。

結局、どの薬も、うつ病改善には効果が出ず、最後には「重度のうつ病なので電気ショック療法を受けるのはどうですか?」と言われました。

ネットで電気ショック療法についてメリットとデメリットを調べました。

やはり怖くて電気ショック療法は受けないことにしました。

お医者さんが「あなたに処方できる薬は全て試しましたが、効果なかったですね、新薬が出たので、最後にこの薬を試しますか?」と言いました。

それがレクサプロという薬です。

この薬は、ある程度の効果が認められました。副作用は全くありませんでした。

この薬を飲む前の私は、母に声をかけられても、返事や相槌を打つことさえできませんでした。

病院も母に付き添ってもらい、症状を代わりに話してもらっていました。

車の運転もできず、母に運転してもらい通院していました。

暗い出口のないトンネルの中にいるような気持ちで、一日中ベッドに横たわり「死にたい、死にたい」とだけ思って過ごしました。誰かと会話することもできませんでした。

トイレに行くのも億劫で出来るだけ我慢し、お腹が空いても台所に行くこともできず、ベッドから手の届く机の上に、お菓子を置いておいて、寝ながら食べていました。

全くの絶望状態で、1分1秒生きるのが辛く苦しい日々を送っていました。

レクサプロを飲んで、話ができるようになりました。

徐々にできることが増え、料理もできるようになりました。

相変わらずほとんど寝たきりですが、絶望感は無くなりました。

「死にたい」という気持ちを紛らわすために、YouTubeを見たり、物販の在宅ワークもできるようになりました。

絶望感から解放してくれたお医者さんには感謝していますが、一つ問題がありました。

この病院は家から車で片道50分かかる距離です。

待ち時間も長く、最低1時間は待たされました。通院は大仕事でした。

しかも、年老いた母に運転してもらい連れて行ってもらっています、かなりの負担をかけています。

母は軽い痴呆症を患い、薬も飲んでいます。

これ以上、母に負担をかけたくないと思いました。

良い病院の条件

 

画像


通いやすい病院・相性の良い医者・待たされないと言う条件がそろえば、うつ病患者にとって、病院に通うハードルはかなり低くなります。

私はまず自分でバスに乗って通える、家から近い心療内科を探しました。

今回は、薬を色々試す必要もありません。

すでに飲んでいる薬を処方してくれればいいので、自分で通うことができさえすれば、どんな病院でもいいと思いました。

それが現在通っている病院です。

運良く、相性の良い先生でした。腰が低く、優しく、いつも笑顔で、よく話を聞いてくれます。

薬の説明も丁寧で、写真付きのわかりやすい説明書を見せながら教えてくれます。

患者の話が長くなりそうなら、自分の代わりに看護師に話しを聞かせます。そして、治療やアドバイスに必要なことだけ、先生から指導してもらえます。

このような方法を取っているので、病院で長く待たされることもありません。

何より、先生と話すだけで癒されます。先生は治療薬のようです。先生と会って話しただけで、元気になれます。

うつ病患者にとって、薬の処方も大事ですが、お医者さんとの相性も大切だと思います。

先生が優しい、会うと元気になる、話しやすい、病院に通いやすい、近い、待たされない、という点も大事です。

病院に通うのが憂鬱になるような要因があると、長続きしません。

自分に合うお医者さんに出会えるまで、病院を転々とするのも良いことだと思います。

うつ病患者は特に我慢は禁物です。

病院を転々とするデメリット


もし、障害年金を受け取りたいと思っているなら、せめて1年半は初診の病院で治療を受けたほうがいいです。

転々とすると、障害年金の手続きが複雑になり、お金をかけて専門の労務士さんを雇うしか方法がありません。

障害年金を受け取ってしまえば、どの病院に行っても問題ないと思います。

最後に


お医者さん選びは、うつ病を患っている方にとって、かなりストレスの大きな問題です。

最初にかかったお医者さんが、たまたま気の合う良いお医者さんならラッキーですが、なかなかそうはいきません。

友人や親族に良い病院を知っているか尋ねるのも良い方法です。

病院選び、お医者さん選びは、うつ病が良くなるかどうかの要です。

うつ病の方が病院を探すのは本当に大変ですが、誰かに頼りながら、腕の良い、相性の良いお医者さんを探してくださいね。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

あなたの生活がより幸せで満ちたものでありますように祈っております。

 

うつ病でも幸せ〜「死にたい」という気持ちの対処方法〜

見出し画像

うつ病でも幸せ「死にたい」という気持ちの対処方法6選
 


「死にたい」という気持ちは対処できます。

うつ病で自殺する人は増えています。

自分で抱え込まないで、まず、心療内科や精神科にかかり、必要なら処方された抗うつ剤を飲むことが最善だと思います。

私の場合、重度のうつ病なので、薬が効きません。

薬で、ある程度の症状は抑えられていますが「死にたい」という気持ちは同じです。

それでも「死にたい」と思う気持ちに対処できています。

この記事では、私が「死にたい」という気持ちを、どのように乗り越えているか、お伝えしたいと思います。

「死にたい」の対処方法

私が「死にたい」という気持ちを乗り越えて「幸せ」気分で生きられている方法は主に6つあります。

抗うつ剤
②ゲーム
③副業
YouTube動画
⑤ツイート
⑥ブログ

子供の頃からある希死概念


私は子供の頃から軽度のうつ病を患っています。

自分ではうつ病と気づいていませんでした。

ですが、ぼんやりと「死にたい」とばかり思っていました。

20代の頃、友人が交通事故で即死しました。

お葬式に行きましたが、私は亡くなった友人が羨ましくて仕方ありませんでした。

自分も友人のように交通事故で即死できればどんなに幸せだろう‼︎

そんなふうに考え、友人の死を悲しむことはできませんでした。

むしろ、友人も楽になれて良かった、とさえ思え、祝福する気持ちでした。

もちろん、お葬式の場で、こんなふうに思うのは不謹慎だとわかっていました。

ですが、これが私の正直な気持ちでした。

心療内科にかかる


私は20代〜30代に3回ほど心療内科にかかりました。

3つの病院のそれぞれの医者から、軽度のうつ病と診断されました。

抗うつ剤を処方されましたが、薬には偏見がありました。

一度飲み出したら、薬を手放せなくなって、一生飲み続けることになるのではないか?

薬を飲んで、病状がもっと悪化するのではないか?

それで、一度も抗うつ剤を飲んだことがありませんでした。

処方された薬は全て捨て、病院も通いませんでした。

重度のうつ病

画像


45歳になって重度のうつ病を患ってからは「死にたい」という欲求が私の思いの全てになりました。

ベッドの中で1分1秒を過ごすのが苦痛で、生きていくことが恐怖でしかありませんでした。

将来への病的な不安に襲われ、震えていました。

独身で、子供もいなくて、仕事もない、収入もなく、手に職もない、年老いた両親が亡くなったら、自分のわずかばかりの年金だけでは生活できない。などと考え、自分は生きていく資格がないと思いました。

死にたい、死にたい。。。

考えることといえばそれだけです。

抗うつ剤を飲む

画像


生きるのが苦しくて、藁にもすがる思いで、抗うつ剤を飲み始めました。

抗うつ剤を飲む決心をしたのには、もう一つ理由がありました。

うつ病を患って自殺した友人がいたからです。

自分も自殺するかもしれない、自殺して死ぬくらいなら、薬を飲もうとと思いました。

死ぬことは全く怖くなかったのですが、私には年老いた母がいます。

母は子供を自分のこと以上に愛しています。

もし、私が死んだら、母は悲しみのあまり病気になって死んでしまうに違いない、愛情深い母を悲しませることだけはしたくない、と思いました。


まず、スルピリドを飲みました。不安感をなくすのに効果てきめんでした。

この薬で将来の不安を感じなくなりました。

ただ、疲れやすく、寝たきりで、何もできない状態は同じでした。

今年で重度のうつ病10周年です。

「死にたい」と思う気持ちを紛らわす方法


薬のおかげで1分1秒生きるのが苦しいと感じることはなくなりましたが、何もせず、ぼーっとしていると「死にたい、死にたい」とばかり考えてしまいます。

それで、ベッドの中で起きている時は、とにかく何かに集中して「死にたい」と考えないようにしました。

初めは、iPadでゲームをしていました。

夢中でゲームをしている間は「死にたい」という思いは全くありませんでした。

ですが、しばらくすると虚しくなりました。

ゲームには何の生産性もないからです。

ゲーム上で課金されていくものでしたが、金額が増え、自分の貯金額を超えた時、それは実際手に入るお金ではないので、虚しく感じ、時間を無駄に使っているような気になりました。

物販(在宅ワーク)


薬で病的な将来への不安は無くなっていましたが、実際問題、今収入がないこと、老後のお金の問題はありました。

同じ時間過ごすなら、自分の将来に実際に役立つ、何か意味のあることをしたいと思いました。

それで、ネット検索やYouTube在宅ワークを探しました。

自分は物販が向いていると思いました。

中国語と英語ができるので、中国から個人輸入した商品を日本で売ります。

ネット販売をはじめました。

全てiPad一つでできますし、人と会う必要も出かける必要もありません。

うつ病を患っている私にはもってこいの副業です。

一日中、ネットで中国の商品を探し、注文します。

届いた商品をチェックして、不良品があれば、中国の販売店に連絡し返金の要求をします。

商品の写真を撮り、説明文を書き、金額を決めます。

注文があれば、商品を再度チェックし、梱包し、郵送します。

ネット販売の利点


まず、忙しくて「死にたい」と思う時間がないことです。

収入は毎月変動がありますが、お小遣い程度に稼げています。

ゲームで無駄に時間を費やしていたのを、物販をすることで価値ある時間に変えることができました。

収入があると、貯金が増えていくので、将来の不安が減ります。

心余裕ができ、自分や家族のためにお金を使うことができます。

趣味にもお金を使えるようになり楽しみも増えました。

買いたいものを、買いたいときに自由に買える幸せを感じています。

妹が困った時、お金を援助できました。生きる屍の私が、生きて人の役に立てるようになりました。

物販は頭を使うので、脳のリハビリになります。

注文が入ると、気持ちが高揚し、気分が上がります。

安くて良い品を提供できているので、商品を受け取ったお客さんの評価が良く、感謝のメッセージを度々いただくことができます。

社会に貢献できている、人の役に立ててる、人に幸せを与えられていると実感でき、幸福になれます。

私が物販を始めたことで、同じうつ病の妹も、物販を始めることができました。

妹は臆病でネガティブな性格で新しいことを始めることがなかなかできません。

妹は私より、収入がないことで心を病んでいました。

ですが、私が物販で成果が出ているのを見て、妹も始める勇気を得たようです。

手取り足取り妹に物販のノウハウを教えました。

中国の商品を個人輸入するのはリスクが伴うので、妹はそれだけはしたくないというので、妹の代わりに私が輸入してあげました。

妹も物販を初めて、その月から収入を得ることができました。

毎月幾らかの収入があるだけで、気持ちに余裕ができ、妹もずいぶん明るくなりました。

妹は物販を通して、自分には写真を撮る趣味と才能があることを知りました。

物販の際、商品の写真を撮るのが楽しいようです。

いい写真を撮ると、当然よく売れます。

妹も商品が売れる度に「売れた‼︎」と大喜びしています。

妹もお客さんから、感謝のメッセージをいただき、幸せを感じています。

妹の幸せに貢献できて、私も幸せに感じました。


うつ病が治らない限り「死にたい」という気持ちを消すことは不可能です。

ですが、対処することはできます。

有益なことで、生活を満たすことです。

「死にたい」と考える時間を作らないことです。

YouTube動画

物販に疲れたら、私はYouTubeで、自分が幸福な気持ちになれる動画を見ています。

私のお気に入りは

ヒロシです(お笑い芸人)

SMAP×SMAP

・さんま御殿

・さんまの東大方式

・もちまる日記

・ぺろりんず

    などです。

知らず知らずのうちに、笑顔になっています。

癒され、幸せ気分に浸れます。

楽しい、面白いと感じられる内容は人それぞれです。

今、何を見ても面白くない、と感じていても、探し続けていたら、必ず「楽しい」「面白い」「幸せ」「興味ある」「やってみたい」「いいなぁ」「すごい」「感動した」「涙が出た」「共感できた」「応援したい」「可愛い」「綺麗」「素敵」「尊敬」「感謝」「学べた」「刺激をもらった」「好き」「知識が増えた」と思えるものに出会えます。

私は、重度のうつ病なのに、よくお笑い芸人の「ヒロシです」の動画を見て、大声で笑っている自分に気づきます。

ヒロシです」はここ最近YouTubeのおすすめで見つけました、私の笑いのツボです。

「重度のうつ病の私でも笑えるんだ」と自分で驚いています。

そんな時「幸せ」を感じることが出来ます。

「笑う」と幸福ホルモンが出て、うつ病治療に大いに役立ちます。

ツイート、ブログ


2022年11月からYouTubeTwitterのやり方を学び、毎日ツイートしています。

いいね👍がついたり、フォロワーが増えると気分が上がります。

優しいコメントを下さる方もいて、幸せ気分になれます。

有益なアドバイスをいただくこともあります。

その後、ブログをYouTubeで勉強して初めました。

文章を書いていると、時間があっという間に経ちます。

「死にたい」と言っている暇は少しもありません。

自分の心の中にある思いを文字に起こす作業は、自分に向き合うことになり、自分を知り発見することにもなります。

自分に興味が湧き、自分のことがもっと好きになりました。

自分がツイートしたり、ブログを初めてから、他の人の文章を読むようになりました。

特に元気をもらっているのが「ポジティブ」で検索して出てきた方のツイートです。

言葉には人の考え方、生き方を変える力があると思います。

毎日ポジティブな言葉を使い、人の文章からも、ポジティブ思考をもらって、自分の幸せに気づき「死にたい」に負けないように生きられています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

皆さまの生活が幸せで満ちたものでありますよう。お祈りしております。

 

うつ病でも幸せになれる〜ポジティブ思考の身につけ方

見出し画像

うつ病でも幸せになれる「ポジティブ思考」の身につけ方


幸せは探すものではなく、気づくもの

私は子供の頃から軽度のうつ病を患っています。

どうすれば人は幸福になれるのだろう、といつも考えていました。

童話の「幸せの青い鳥」の話を読んで、幸せについて考えさせられました。

「幸せ」は探すものではなく、「気づく」ものだと思いました。

誰にでも幸せはある。過去でも未来でもなく、今現在幸せな理由がある。

でも、どうやって今、自分にある幸せに気づけるのだろう?と思いました。

脳科学者が人間の思考パターンは訓練次第で変えられる。

毎日、意識して考えるようにすれば、シナプスがだんだん繋がって新たな思考パターンができる、と言っていました。

ポジティブ思考を身につける方法

画像

私は幸福な思考パターン、ポジティブ思考を身につけたい、と思いました。

20代の時、ある人が幸福ノート、感謝ノートを作って毎日記録してる、と言っているのを聞きました。

これだ‼︎と思いました。

私は、ノートを買ってきて、毎日、感謝できること、自分が幸福な理由を考えて書き出すようにしました。

最初は、誰かに親切にしてもらったことくらいしか思い出せなくて、書く内容が1〜2行でした。

でも、毎日よくよく考えて絞り出して書いているうちに、だんだん増えていきました。

そしてノートを書くために一日中、幸せのかけらを意識して探すようになりました。

2〜3年書いているうちに、どんな小さなことでも感謝できることに気づけるようになり、自分は幸せだと実感するようになりました。

ノートに書いたことの例

画像

天気が良い

朝起きれた

朝ごはんが美味しいと感じられた

話し相手がいる

家族がいる

笑えること

楽しいと感じられた

五体満足

五感が備わっていること

仕事ができる

仕事が楽しい

わずかでも毎月収入がある

自立して生活できている

職場の人と仲が良い

優しい声をかけてもらった

笑顔で挨拶してくれた

爽やかな気分になった

車で行きたいところに自由に行ける

綺麗な景色を見た

可愛い花を見つけた

美しいものを美しいと思える

病気も怪我もしていない

上司に褒められた

誰かのために役に立てる

誰かに感謝された

趣味を楽しめた

良い夢を見た

よく眠れた

裕福ではなくても一日3食、満足ゆくまで食べられている

いつでも図書館で知りたいことを調べられる

無料で本が読める

良い本に出会えた

本を読んで自分磨きができた

本から新しい知識を得た

本を読んで世界(視野)が広がった

本を読んで新しい趣味ができた

料理ができる

料理が楽しい

食べたいものが作れる

誰かに料理を差し入れして喜んでもらえた

家族が作った料理を美味しいと言ってくれた

友達ができた

友達に家に招待してもらった

友達から幸せのレシピを学べた

綺麗な夕焼けを見た

綺麗星空を見た

月が綺麗だった         

など…きりがないくらい書き出せるようになりました。

今は、ノートに書き出さなくても自然と感謝できることで頭がいっぱいになっています。

現在、重度のうつ病を患っていますが、このポジティブ思考を身につけたおかげで、日々幸せに暮らせています。

もちろんうつ病は辛い病気です。

何も考えないで、ぼーっとしていると「死にたい」と思います。

ですが、自分が不幸だとは思いません。

幸せな理由がたくさんあるからです。

重度のうつ病なのに幸福感を抱けることに感謝して、毎日頑張って生きています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

皆さまの生活が幸せで満ちたものでありますよう、お祈りしております。

 
 
 
 
コメント

 

「ありがとう」の力【奇跡が起きた体験談】

見出し画像

「ありがとう」の力【奇跡が起きた体験談]
 


健康にとって、「想い」の部分の影響はとても大きいです。

不平・不満を言いながら、不安や恐怖を抱えて生きているのと、満たされた気持ちで感謝の想いで生きるのとを比べて考えてみればすぐにわかります。

医学的に考えても、ストレスが病気の原因になることは誰でも知っています。

食事のバランスがよく、適度に運動もしていても、「想」のバランスが良くないと体にもその影響が現れてきます。

いろいろな「想い」がありますが、「感謝の想い」が自然に湧いてくるようになると健康にも、人生にも好影響を与えます。

「ありがとう」は、伝える人も伝えられた人もお互いが幸せになれる素敵な言葉です。

また感謝の気持ちを持つことで、物事が良い方向へ進み出すとも言われています。

感謝の気持ちを持つことで、脳内から幸せホルモンと呼ばれるセロトニン、集中力・意欲アップや幸福物質とも呼ばれるドーパミン、絆ホルモンと呼ばれるオキシトシン、免疫アップなど脳内麻薬とも言われるエンドロフィンが分泌されると言われています。

これらも手伝って、私たちにさまざまな嬉しい効果が期待できます。

今回はこの「ありがとう」がもたらす効果を私と妹の実体験を交えてお伝えしたいと思います

「ありがとう」を心の中で唱えても効果がありますが、言葉に出した方が、さらに効果的です。

「ありがとう」の言葉について

「ありがとう」とは、

「めったにない」、「めずらしい」を意味する「有り難し」という言葉が語源である

引用元:Wikipediaより

「ありがとう」と言う言葉が健康や人間関係に良いとわかっていても自分がしんどい状態にあると、感謝の気持ちどころではありません。

どうしても不平・不満の方が先にたってしまいます。

日本では大昔から言霊と言って、言葉に宿る力が大切にされてきました。

「ありがとう」という言葉にはとてつもない力が宿っているようなのです。

「ありがたい」という感謝の気持ちになれなくとも、

「ありがとう」

「ありがたい」

「ありがとうございます」

などの言葉をたくさん言っているとだんだん現実が変わるようになります。

気持ちを込めてありがとうと言えればそれにこしたことはありませんが、仮に気持ちを込めなくとも、ありがとうと口にすれば、「ありがとう」という言葉がもつ言霊の力が発揮されます。

つまり、「ありがとう」という言葉は、今あることが難しい、とてもありがたい状況の時に使う言葉なのです

ありがとうの言葉は、普段、何気なく、何か少しのことをしてもらった時も、軽く使ってしまう言葉ですが、実は、とても重みのある魔法の言葉なのです。

「ありがとう」と唱えるだけで幸せになる

心学研究家の小林正観さんは、以下のようなことを言われています。

現在ある言葉の中で、最高の影響力を持った言葉は「ありがとう」の5文字でしょう。
どのような時も、「ありがとう、ありがとう、ありがとう」と繰り返し、繰り返し唱えている人がいるとします。
すると、その人は、言葉の波動を受けて体内の水や血液が再生し健康体になります。
精神も豊かになり、人間関係も円滑になってきます。
そして、「ありがとう」の数がある一定の数を超えた場合、奇跡としかいいようのない現象となって、その人に降り注ぎます。
「ありがとう」を宇宙に発し続けていれば、「ありがとう」と言わざるを得ない現象を次々に招きよせてくれるのです。
引用元:致知出版社小林正観さんの宇宙の法則)より

 この言葉を聞いた時、何十年も前に読んだ、ある研究実験の記事を思い出しました。

このような内容でした。

「ありがとう」という言葉の力を調べるために、次のような実験が行われました。

2つのペットボトルを準備し、1つには「ありがとう」、もう1つには「ばかやろう」と書いて同じ水道水を入れます。

画像

一晩置いた水を凍らせて結晶を撮影すると、「ありがとう」と書いた水道水だけに、宝石のような美しい結晶ができるのです。

一方の「ばかやろう」と書かれたほうは、潰れて見るも無惨な形をしています。

画像

いろいろな水を使って実験を繰り返しましたが、結果は一緒でした。

実際、この記事には顕微鏡にうつった水の写真が掲載されていました。

人間の体は70%が水でできています。

だとすれば、「ありがとう」の言葉をたくさん投げかければ、この実験と同じように体内の血液も変わり、健康を維持できるのではないかと思いました。

私がありがとうと唱えて奇跡的な体験をしたお話をさせていただきます。

私の奇跡の体験談

私は小林正観さんの言葉を聞いて、本当かわからないけど、「幸せ」になれるなら、とにかくやってみようと思いました。

その日から「ありがとう」「ありがとう」「ありがとう」とずっと唱えていました。

場所は選ばずに、いつでも唱えられます。

例えば、

・お掃除や料理をしている時
・トイレ掃除、お風呂掃除をしながら
・床拭きをしながら
・お部屋のものを拭きながら、ものに向かって「ありがとう」を伝えるつもりで
・自分の顔や首筋をマッサージしながら
・外出先でも暇さえあれば
・ウォーキングしている時
・寝る前と朝起きた時お布団の中でも
・ベッドに横たわりながら、暇な時に
・ストレッチをしながら
・自分の体に手を当てながら
・音楽を聴きながら心地よい状態で
・「ありがとう」の歌詞が入った曲を歌う

このように、楽しみながら唱えていました。

1週間くらい経って、変化が起きました。

自分の身近にある小さな「幸せ」に「気づき」、「感謝」の気持ちが沸き起こってきました。

今までも、良いことが起きれば、「幸せだ」「感謝だなぁ」と思っていましたが、些細で当たり前と思えることにまで「幸せ」を感じられるようになっていたのです。

5万回唱え終わった頃から、生きているだけで、なんてありがたいのだろうと感謝の気持ちが溢れてきました。

画像

・ご飯を毎日3回食べれること
・好きなものが食べられること
・美味しいと感じられること
・重度のうつ病なのに幸福感を感じられること
・食事の後、胃が動いてくれること
・快食、快便、快眠
・熟睡ができること
・身体のどこにも痛みがないこと
・体が動くこと
・目が見えること
・美しいものを見て美しいと思えること
・自分の話したいことが、言葉にできること
・自分の話を聞いてくれる人がいること
・心臓が動いていること
・思いを言葉にして文字に起こせること

このように、今まで、当たり前と思っていたことが、当たり前ではないと思えてきたのです。

そうなると、毎日、本当に、感謝の気持ちで生きられるようになりました。

そして毎日「ありがとう」を唱えているうちに「ありがとう」を唱えなくても、無意識のうちに心が全てのことに「ありがとう」と言っている自分に気づきました。

「ありがとう」とひたすら、唱えていたら、重度のうつ病なのに生きるのが辛いと思わなくなりました。

むしろ自分ほど「幸せ」な人間はいない、とさえ思えるようになりました。

いろんな人から頂き物をしたり、母の痴呆症も完治したり、少しずつ良い事が起こってきたのです。

そして、副業を始める意欲が湧き、物販の仕事で徐々に売り上げが伸びて、毎月安定した収入を得ることができるようになりました。

重度のうつ病になって、全く収入がなかった私は、お金のことで不安を抱えていましたが、その問題が解決したのです。

お客様にこちらの感謝の気持ちを伝えるので、良い評価やコメントもいただけます。

お客様の優しいコメントは大きな励みとなり、生きがいを感じます。

リピートして購入してくださるお客様も増えてきました。

「ありがとう」を唱えるようになって、私のうつ病も、仕事も、母の病気も全て良くなりました。

「ありがとう」を唱えているだけで、こんな奇跡的なことが起きるんだなと、確信したのです。

私は「ありがとう」を唱えているうちに「脳」が無意識のうちに「ありがとう」の理由を探すようになっていたのではないか?と思っています。

何万回「ありがとう」を唱えたかは覚えていませんが、小さな「幸せ」に気づけて「感謝」し、「幸せ」を感じられるようになるまで、唱えることが秘訣だと思います。

「ありがとう」を唱える上での注意

何が何でもと叶えたいと思いながら唱えると、

結果を早く求めすぎて、結果が思うように変わらないと、イライラしてしまいます、そうなると叶いづらくなってしまいます。

焦らないこと、結果を急ぎ過ぎないことが大事です、目には見えなくても、確実に、心の中は、浄化しています。

現実に現れるまでは、時間がかかります、結果が出るのが、どれくらいかかるかは、人によって違います

「ありがとう」を唱えている時に、愚痴や泣き言を言うと、「ありがとう」の効果がリセットされて、最初からまたやり直しというお話も聞きます。

なぜならば、マイナスの言葉は、積もり積もると、悪いことが起きるくらいの大きなパワーがあるからです。

そうは言っても、生きていれば、嫌な事なんて、しょっちゅうありますよね。

苦しい時は、

誰かに話を聞いてもらったりして、自分の心の毒だしをすることも大切なことだなと感じています

なので、やみくもに、誰にでも愚痴ばかり言うのは、やめるくらいに考えておいて良いのではないでしょうか。

「何か楽しいことがあったら嬉しいな」とワクワクしながら、唱えてみてくださいね。

いいことありますよ。

妹の体験談

妹も私と一緒に「ありがとう」を唱え始めました。

妹はネガティブな性格ですが「ありがとう」を何万回も繰り返すうちに、気持ちが次第にポジティブに変わってきたのを感じました。

発する言葉が前向きで、肯定的なのです。

体調は悪い日が多く、頭痛持ちですが、気分は良く、表情は明るくなりました。

「ありがとう」の効果は仕事にも顕著に現れました。

妹はテレビ電話(チャット)で日本語を教えています。

画像

「ありがとう」が口癖になり、生徒に必ず「ありがとう」と言うようになりました。

しかも口先の「ありがとう」ではなく

「自分の授業を受けてくれてありがとう」

「授業を受けて、日本語を好きになってくれてありがとう」

「楽しいひとときをありがとう」

「たくさん話してくれてありがとう」

「生きがいを与えてくれてありがとう」

「出会いをありがとう」

と感謝の気持ちがどんどん溢れて出てくるようです。

感謝の気持ちは相手に伝わります。

妹は「ありがとう」という言葉と共に、いつも生徒と話しながら明るく笑っています。

そんな楽しい授業ができるようになって、生徒の評判が良くなり、生徒が妹の授業を他の生徒と取り合うほどの人気の先生になりました。

子供の頃から虚弱体質で就職できず、40代まで仕事もせずに暮らしてきた妹は、50歳になって初めて、毎月安定した収入を得ることができるようになりました。

その日本語学校には200人以上の先生がいて、ほとんどの先生が生徒が少なく、収入にならないので辞めて行きます。

その中で妹は、学校でもトップクラスの人気の先生になって授業がいっぱい入ります。

「ありがとう」の効果は絶大です。

「ありがとう」の効果

「ありがとう」を唱えていると、どんどん良い方向に人生が好転します。

自分が悩んでいることも好転していきます。

すぐには、好転しないですが、じわじわと、心が変化して、人生も好転していきます

「ありがとう」を唱えてみて、本当に人生が変わっていったので、「ありがとう」がもたらす効果に、想像を超えるパワーを感じています。

人は、生きていく上で何が一番苦しいのかというと、幸せを感じられず、心が、苦しい時です。

幸せを感じたいのに、幸せを感じられない時、どう努力しても、心がマイナスの方に考えてしまう時が苦しいです。

人の心は、幸不幸を支配します、であれば、心を変えることで、行動も伴ってくるのです。

そうは言っても、頭でいくら、前向きに考えなければと考え、無理にポジティブになろうとしても、心が追い付かない時があるものです。

そんな時、心を溶きほぐしてくれるのが、「ありがとう」の言葉です。

最初は、ゆる~く、1日100回くらいから唱えてみませんか?

 それが苦にならなくなったら、1日1000回唱えてみるなど、少しずつ、回数を増やしていくといいですよね。

 良い言葉を自分にたくさん刷り込むことで、自分で自分を認められるようになります。

 ありがとうの言葉を自分にたくさんかけることは、自分の体を感謝のエネルギーで包むことにもなると感じています。

 それは、自分を大切にしていることにもなるのです。

画像

 自分を大切にして、あなたが感謝のエネルギーで包まれていると、あなたと接する人達も感謝のエネルギーで包むことができます。

 そして、相手に、感謝の波動を干渉させることができるのです。

 「ありがとう」の言葉は、自然と、周りも幸せにする素晴らしい言葉です。

あなたが、「ありがとう」の言葉を唱えることで、どんどん心が感謝にあふれて、幸せな人生を送ることができますように。

うつ病でも幸せ〜幸福とは何か?〜

見出し画像

うつ病でも幸福 幸福とは何か?

 

幸福ってなんだろう?

私は子供の頃から軽度のうつ病です。

現在は重度のうつ病を患っています。

私は若い時から、幸福って何だろう?と思っていました。

そして、幸福とは今、自分が生かされていることを知り、自分を生かしてくれている、すべてのものに気づき、感謝することだと知りました。

一般に人はお金、名誉、地位、結婚、子供、健康などを幸福の基準にしています。

確かにそれら全て、とても大切です。でも、

お金、名誉、地位があれば幸福なのでしょうか?

結婚していれば幸福なのでしょうか?

子供がいれば幸福なのでしょうか?

健康でいれば幸福なのでしょうか?

私はそうとは限らないと思います。

幸福の条件が揃っていても不幸な父

私の父は若い時に、高収入を得、会社で昇進し立場を得、年老いてから仕事の功績で国から勲章を授かりました。

自分より8歳若い美しい女性と結婚し、子供を5人授かりました。

子供は全員親孝行です。父は現在88歳ですが、家族の誰よりも健康です。

ですが、幸福ではありません。今、自分が得ている幸福に目を留めず、いつも自分にないものを追い求め、不満を言っています。

父は事あるごとに、自分は不幸だと言って自分を哀れんでいます。

●重度のうつ病の私が幸福な理由

画像

私は、癌を患い、重度のうつ病を患い、現在も心身共に病んでいます。

ほとんど寝たきりの生活をしています。

仕事もできず、地位も名誉もありません。

結婚もしておらず独身で子供もいません。

でも、毎日幸せを感じて過ごせています。

幸福な理由がたくさんあるからです。

以下に私が日々感謝し、幸福を感じていることをいくつか挙げます。

・五体満足なこと

・食事ができること

・何を食べても美味しいと思えること

・自分のことは全て自分でできること

・美しいものを見て美しいと思えること

・美味しい空気をタダで吸えること

うつ病でも家族のために料理ができ、家族の健康のために貢献できていること

・愛情深い母がいること

・私の話を聞いてくれる妹がいること

・同じうつ病の妹が私のうつ病を理解してくれること

・収入がなくても両親の年金で暮らせていること

・高齢の親の世話をしているけど、両親が寝たきりではないこと

・一軒家で自分の部屋があること

・精神的虐待を加える父と会話せず同居できていること

・自立支援制度で医療費が安く済んでいること

障害者手帳をもらって、バス代がタダになったこと

・両親が亡くなっても、日本には生活保護制度があること

・いくらでもベッドで休めること

・時間がたっぷりあること

・痛みもなく一日過ごせること

・死にたいという気持ちをYouTubeを見たりして忘れられること

・犬猫の動画を見て癒されていること

SMAP×SMAPを見て笑顔になれること

・さんま御殿を見て笑えること

木村拓哉さんの写真集を見て笑顔になれること

・寝たきりでもTwitterやブログが書けること
など…

挙げればキリがありません。

毎日、幸せのかけらをたくさん発見します。

日々、私は幸せである理由に包まれています。

人は誰でも、どんな状況であっても、誰かの助けで生かされています。

そのことに感謝できれば幸せを感じることができます。

いくら恵まれていても、今、自分にある幸せに気づけない人、人と比較ばかりして、自分にないものをずっと探している人は、決して幸福になれません。

結局、自分を幸せにするのは自分自身の見方、考え方なんだと思います。

最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。

あなたの幸せをお祈りしております。

 

ます。