うつ病でも幸せ・ポジティブ思考〜自分の見方次第〜生きやすくなる方法
うつ病でも幸せ・ポジティブ思考〜自分の見方次第〜生きやすくなる方法
自分の物事に対する見方
私は子供の頃から軽度のうつ病を患っています。
幼い頃から、人はどうすれば幸せになれるのだろうか?と考えていました。
ある日、こんな話を聞きました。
なるほど‼︎ と思いました。
同じ人間でも、自分の見方、どの部分に注目するかで印象がまるで違ってくることに気づきました。
それからは、他人の欠点に気がついたら、ずっと考え続けないようにしました。
欠点から、すぐに目をそらせて、その人の良いところを考えるようにしました。
人の欠点ばかり目を留めて考えても、自分は決して幸せではありません。
欠点が目につくと、相手のことをよく思えません。
それが知らず知らずのうちに態度に現れます。
「人は自分の鏡」とよく言われます。
こちらが友好的でなければ、相手も友好的にはなってくれません。
感じの悪い態度をすれば、相手も自分に嫌な態度をとるでしょう。
それで嫌な思いをするのは自分自身です。
反対に、相手の良いところだけ見ていれば、自ずと相手に笑顔で接することができます。
褒め言葉を言いたくなるかもしれません。
相手も悪い気はしないはずです。
大抵、笑顔を返してくれます。
褒められると嬉しくなって、今度は相手も自分の良いところを見ようとしてくれるかもしれません。
時にそれが、かけがえのない友情へと発展することもあります。
そこまで行かなくても、相手の笑顔を見るだけで、幸せな気分になれるものです。
友好的な態度をとってもらえて嬉しくなります。
相手の欠点ではなく良いところを見るよう心がけるなら、自分が気持ちいいだけでなく、人間関係において良い循環が生まれます。
「自分にして欲しいことを人にもしなさい」という助言を、ある本で読みました。
誰でも自分の欠点ばかり見て欲しいとは思いません。
そうであれば、人の欠点ではなく、良いところを見るべきだという教えだと思いました。
そうすれば、自分自身が幸せを感じられます。
父に対する見方
白い紙に一点の黒い小さな染みがついています。
あなたは白い部分を見ますか?
それとも黒い小さな染みを見ますか?
という話は、私の父に対する見方にも影響を与えました。
父の存在の悪い面だけ考えると、私は明らかに不幸な生い立ちです。
木村拓哉の娘に生まれて来たかった、とつくづく思います。
父は家族を精神的に虐待して来ました。
私が幼い時からうつ病を患ってきた大きな原因は父だと思います。
私は父の怒鳴り声がトラウマとなっています。
父のせいで、私は結婚恐怖症にもなり、結婚もできず、子供もいません。
今だに父は機嫌が悪くなると大声で怒鳴り出し、パワハラとモラハラを繰り返し、私のうつ病は悪化しています。
ですが、私は不幸ではありません。
父の存在の悪い面を考えないようにしているからです。
父が存在している良い面に目を向けています。
父が存在する良い点
・父が生きてくれているおかげで年金が入ってきて、家族4人、何不自由なく生活できています。
・重度のうつ病を患って、寝たきり生活をしている私には、仕事をして生活費を賄う能力がありません。
それなのに、現在、仕事をせずに食べていけます。
・一日中寝たい時にいくらでも寝ることができます。
・職場の人間関係に悩まされストレスを溜めることもありません。
・二階建て一軒家に住み、父は一階の部屋、私は二階の部屋なので、同じ家に住んでいても、父とは一日顔を合わせなくて済みます。
・年老いた両親の世話をしていますが、父の健康を考えて塩分控えめ、野菜多め、和食中心の健康的な料理を毎日作っています。父は今年88歳ですが、血液検査で数値が全て正常です。
・父の健康維持のために、自分が役に立っている。父の幸せに貢献できている。ということは重度のうつ病の私にとって、生きがいになっています。自分にも生きている意味や価値があると実感できます。
・父が働いて建ててくれた庭付き一軒家に住んでいるので、庭で家庭菜園ができています。
・家庭菜園を初めて、うつ病が少し軽くなりました。土を触るのはうつ病に良いそうです。
・種から植物を育てるのは、喜びが多く、成長が楽しみでワクワクできます。植物は愛情を込めると、ちゃんと応えて成長してくれます。癒されています。
・無農薬・無化学肥料の採れたての新鮮な野菜を毎日食卓に並べ、家族の健康に貢献できています。
・たくさん育った野菜を、友人や兄夫婦にもお裾分けできます。与える幸せを感じられます。
・両親は80代ですが、介護は要りません。元気でいてくれます。助かっています。
父が存在する良い面はたくさんあります。
そのことだけに目を向けて考え続け、感謝していると、自分は幸福だと感じることができます。
癌に対する見方
白い紙に一点の黒い小さな染みがついている。
あなたは白い部分を見ますか?
それとも黒い小さな染みを見ますか?
という話は、私の癌に対する見方にも影響がありました。
私は40代で子宮癌が見つかり手術を受けました。
その後、更年期障害になり、重度のうつ病になりました。
他人から見ると、私は可哀想な人間に思えるかもしれません。
実際、癌になって手術を受けた後遺症や現状だけ考えると、本当に惨めに思えます。
楽しんでいた海外生活、安定した仕事、収入、友人、健康、生きがい、全てを失いました。
ほとんど寝たきり生活です。
仕事もできず収入がありません。
ですが、私は癌になって良かったことに目を留めているので幸せです。
癌になって良かったこと
・発がん性の食べ物の知識がつき、以前より口に入れるものに気をつけるようになった。
・おやつは買わないようにして、できるだけ手作りにするようになった。
おやつを買うと、保存料や香料マーガリン、ショートニング、化学調味料など発がん性のものがたくさん使われている。
・手作りメリット。。。使う小麦を国産のものにできる。油をエキストラバージンオリーブオイルなど健康的なのを使える。砂糖を黒砂糖にしたり、糖質カットしたい時にはラカントsを使用できる。余分な保存料や調味料を使わなくていい。作りたてを食べられて健康的で美味しい
・以前より健康に気をつかうようになった。(血液検査を年に2回受けて健康チェックしている)
・料理に使う調味料に気をつけるようになった。
料理用酒、みりん風味調味料は使わない。お酒は日本酒を、みりんは本みりんを買う。油はエキストラバージンオリーブオイルがメインで、米油、亜麻仁油、エゴマ油なども使う。米油は溶剤を使っていない圧縮法で抽出したものか、よく確かめて買っている。少し割高だが健康には変えられない。砂糖はきび砂糖、黒砂糖、ラカントsを使っている。
コーヒーにはmctオイルを入れて飲んでいる。
・運動をするようになった。(ウォーキング)
・腸活をするようになった。(ヤクルト、納豆、キムチ)
・外食はほとんどしない。家で料理をする。
・家族に安全な食材と調味料を使った料理を提供するようになった。
・毎日栄養豊富な料理を造って家族の健康に貢献できている。
・家族が癌にならないよう予防できる。
・海外生活は気楽で生きがいもあり楽しかったが、帰国してから、環境面、衛生面、健康面、治安、サービス、医療、など日本の方が圧倒的に良いことに気づいた。
・健康のありがたみがわかり、今、自分に残されている健康な部分に感謝できるようになった。
・手があるから料理ができる。顔のマッサージができる。電子機器を操作できる。着替えが自分でできる。
・足があるから、ウォーキングができる。自由に行きたいところに行ける。この幸せに気づけた。
・重度のうつ病でも文章が書ける。Twitterやブログができる。
・子宮を摘出したので生理痛から解放された。
・生理がなくなって、貧血が改善された。
・健康だった時より、人の痛みがわかるようになった。
物事にはいい面と悪い面があります。癌になったことで良くなったことだけに目を留めて考えて見ると、私は癌を患い手術を受ける前より、ずっと幸福になりました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
皆さまの幸せを心よりお祈りしております。
うつ病でも幸せ・ポジティブ思考〜自分の見方次第〜生きやすくなる方法
うつ病でも幸せ・ポジティブ思考〜自分の見方次第〜生きやすくなる方法
自分の物事に対する見方
私は子供の頃から軽度のうつ病を患っています。
幼い頃から、人はどうすれば幸せになれるのだろうか?と考えていました。
ある日、こんな話を聞きました。
なるほど‼︎ と思いました。
同じ人間でも、自分の見方、どの部分に注目するかで印象がまるで違ってくることに気づきました。
それからは、他人の欠点に気がついたら、ずっと考え続けないようにしました。
欠点から、すぐに目をそらせて、その人の良いところを考えるようにしました。
人の欠点ばかり目を留めて考えても、自分は決して幸せではありません。
欠点が目につくと、相手のことをよく思えません。
それが知らず知らずのうちに態度に現れます。
「人は自分の鏡」とよく言われます。
こちらが友好的でなければ、相手も友好的にはなってくれません。
感じの悪い態度をすれば、相手も自分に嫌な態度をとるでしょう。
それで嫌な思いをするのは自分自身です。
反対に、相手の良いところだけ見ていれば、自ずと相手に笑顔で接することができます。
褒め言葉を言いたくなるかもしれません。
相手も悪い気はしないはずです。
大抵、笑顔を返してくれます。
褒められると嬉しくなって、今度は相手も自分の良いところを見ようとしてくれるかもしれません。
時にそれが、かけがえのない友情へと発展することもあります。
そこまで行かなくても、相手の笑顔を見るだけで、幸せな気分になれるものです。
友好的な態度をとってもらえて嬉しくなります。
相手の欠点ではなく良いところを見るよう心がけるなら、自分が気持ちいいだけでなく、人間関係において良い循環が生まれます。
「自分にして欲しいことを人にもしなさい」という助言を、ある本で読みました。
誰でも自分の欠点ばかり見て欲しいとは思いません。
そうであれば、人の欠点ではなく、良いところを見るべきだという教えだと思いました。
そうすれば、自分自身が幸せを感じられます。
父に対する見方
白い紙に一点の黒い小さな染みがついています。
あなたは白い部分を見ますか?
それとも黒い小さな染みを見ますか?
という話は、私の父に対する見方にも影響を与えました。
父の存在の悪い面だけ考えると、私は明らかに不幸な生い立ちです。
木村拓哉の娘に生まれて来たかった、とつくづく思います。
父は家族を精神的に虐待して来ました。
私が幼い時からうつ病を患ってきた大きな原因は父だと思います。
私は父の怒鳴り声がトラウマとなっています。
父のせいで、私は結婚恐怖症にもなり、結婚もできず、子供もいません。
今だに父は機嫌が悪くなると大声で怒鳴り出し、パワハラとモラハラを繰り返し、私のうつ病は悪化しています。
ですが、私は不幸ではありません。
父の存在の悪い面を考えないようにしているからです。
父が存在している良い面に目を向けています。
父が存在する良い点
・父が生きてくれているおかげで年金が入ってきて、家族4人、何不自由なく生活できています。
・重度のうつ病を患って、寝たきり生活をしている私には、仕事をして生活費を賄う能力がありません。
それなのに、現在、仕事をせずに食べていけます。
・一日中寝たい時にいくらでも寝ることができます。
・職場の人間関係に悩まされストレスを溜めることもありません。
・二階建て一軒家に住み、父は一階の部屋、私は二階の部屋なので、同じ家に住んでいても、父とは一日顔を合わせなくて済みます。
・年老いた両親の世話をしていますが、父の健康を考えて塩分控えめ、野菜多め、和食中心の健康的な料理を毎日作っています。父は今年88歳ですが、血液検査で数値が全て正常です。
・父の健康維持のために、自分が役に立っている。父の幸せに貢献できている。ということは重度のうつ病の私にとって、生きがいになっています。自分にも生きている意味や価値があると実感できます。
・父が働いて建ててくれた庭付き一軒家に住んでいるので、庭で家庭菜園ができています。
・家庭菜園を初めて、うつ病が少し軽くなりました。土を触るのはうつ病に良いそうです。
・種から植物を育てるのは、喜びが多く、成長が楽しみでワクワクできます。植物は愛情を込めると、ちゃんと応えて成長してくれます。癒されています。
・無農薬・無化学肥料の採れたての新鮮な野菜を毎日食卓に並べ、家族の健康に貢献できています。
・たくさん育った野菜を、友人や兄夫婦にもお裾分けできます。与える幸せを感じられます。
・両親は80代ですが、介護は要りません。元気でいてくれます。助かっています。
父が存在する良い面はたくさんあります。
そのことだけに目を向けて考え続け、感謝していると、自分は幸福だと感じることができます。
癌に対する見方
白い紙に一点の黒い小さな染みがついている。
あなたは白い部分を見ますか?
それとも黒い小さな染みを見ますか?
という話は、私の癌に対する見方にも影響がありました。
私は40代で子宮癌が見つかり手術を受けました。
その後、更年期障害になり、重度のうつ病になりました。
他人から見ると、私は可哀想な人間に思えるかもしれません。
実際、癌になって手術を受けた後遺症や現状だけ考えると、本当に惨めに思えます。
楽しんでいた海外生活、安定した仕事、収入、友人、健康、生きがい、全てを失いました。
ほとんど寝たきり生活です。
仕事もできず収入がありません。
ですが、私は癌になって良かったことに目を留めているので幸せです。
癌になって良かったこと
・発がん性の食べ物の知識がつき、以前より口に入れるものに気をつけるようになった。
・おやつは買わないようにして、できるだけ手作りにするようになった。
おやつを買うと、保存料や香料マーガリン、ショートニング、化学調味料など発がん性のものがたくさん使われている。
・手作りメリット。。。使う小麦を国産のものにできる。油をエキストラバージンオリーブオイルなど健康的なのを使える。砂糖を黒砂糖にしたり、糖質カットしたい時にはラカントsを使用できる。余分な保存料や調味料を使わなくていい。作りたてを食べられて健康的で美味しい
・以前より健康に気をつかうようになった。(血液検査を年に2回受けて健康チェックしている)
・料理に使う調味料に気をつけるようになった。
料理用酒、みりん風味調味料は使わない。お酒は日本酒を、みりんは本みりんを買う。油はエキストラバージンオリーブオイルがメインで、米油、亜麻仁油、エゴマ油なども使う。米油は溶剤を使っていない圧縮法で抽出したものか、よく確かめて買っている。少し割高だが健康には変えられない。砂糖はきび砂糖、黒砂糖、ラカントsを使っている。
コーヒーにはmctオイルを入れて飲んでいる。
・運動をするようになった。(ウォーキング)
・腸活をするようになった。(ヤクルト、納豆、キムチ)
・外食はほとんどしない。家で料理をする。
・家族に安全な食材と調味料を使った料理を提供するようになった。
・毎日栄養豊富な料理を造って家族の健康に貢献できている。
・家族が癌にならないよう予防できる。
・海外生活は気楽で生きがいもあり楽しかったが、帰国してから、環境面、衛生面、健康面、治安、サービス、医療、など日本の方が圧倒的に良いことに気づいた。
・健康のありがたみがわかり、今、自分に残されている健康な部分に感謝できるようになった。
・手があるから料理ができる。顔のマッサージができる。電子機器を操作できる。着替えが自分でできる。
・足があるから、ウォーキングができる。自由に行きたいところに行ける。この幸せに気づけた。
・重度のうつ病でも文章が書ける。Twitterやブログができる。
・子宮を摘出したので生理痛から解放された。
・生理がなくなって、貧血が改善された。
・健康だった時より、人の痛みがわかるようになった。
物事にはいい面と悪い面があります。癌になったことで良くなったことだけに目を留めて考えて見ると、私は癌を患い手術を受ける前より、ずっと幸福になりました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
皆さまの幸せを心よりお祈りしております。
うつ病でも幸せ「死にたい」という気持ちの対処方法6選
うつ病でも幸せ「死にたい」という気持ちの対処方法6選
「死にたい」という気持ちは対処できます。
うつ病で自殺する人は増えています。
自分で抱え込まないで、まず、心療内科や精神科にかかり、必要なら処方された抗うつ剤を飲むことが最善だと思います。
私の場合、重度のうつ病なので、薬が効きません。
薬で、ある程度の症状は抑えられていますが「死にたい」という気持ちは同じです。
それでも「死にたい」と思う気持ちに対処できています。
この記事では、私が「死にたい」という気持ちを、どのように乗り越えているか、お伝えしたいと思います。
「死にたい」の対処方法
私が「死にたい」という気持ちを乗り越えて「幸せ」気分で生きられている方法は主に6つあります。
①抗うつ剤
②ゲーム
③副業
④YouTube動画
⑤ツイート
⑥ブログ
子供の頃からある希死概念
私は子供の頃から軽度のうつ病を患っています。
自分ではうつ病と気づいていませんでした。
ですが、ぼんやりと「死にたい」とばかり思っていました。
20代の頃、友人が交通事故で即死しました。
お葬式に行きましたが、私は亡くなった友人が羨ましくて仕方ありませんでした。
自分も友人のように交通事故で即死できればどんなに幸せだろう‼︎
そんなふうに考え、友人の死を悲しむことはできませんでした。
むしろ、友人も楽になれて良かった、とさえ思え、祝福する気持ちでした。
もちろん、お葬式の場で、こんなふうに思うのは不謹慎だとわかっていました。
ですが、これが私の正直な気持ちでした。
心療内科にかかる
私は20代〜30代に3回ほど心療内科にかかりました。
3つの病院のそれぞれの医者から、軽度のうつ病と診断されました。
抗うつ剤を処方されましたが、薬には偏見がありました。
一度飲み出したら、薬を手放せなくなって、一生飲み続けることになるのではないか?
薬を飲んで、病状がもっと悪化するのではないか?
それで、一度も抗うつ剤を飲んだことがありませんでした。
処方された薬は全て捨て、病院も通いませんでした。
重度のうつ病
45歳になって重度のうつ病を患ってからは「死にたい」という欲求が私の思いの全てになりました。
ベッドの中で1分1秒を過ごすのが苦痛で、生きていくことが恐怖でしかありませんでした。
将来への病的な不安に襲われ、震えていました。
独身で、子供もいなくて、仕事もない、収入もなく、手に職もない、年老いた両親が亡くなったら、自分のわずかばかりの年金だけでは生活できない。などと考え、自分は生きていく資格がないと思いました。
死にたい、死にたい。。。
考えることといえばそれだけです。
抗うつ剤を飲む
生きるのが苦しくて、藁にもすがる思いで、抗うつ剤を飲み始めました。
抗うつ剤を飲む決心をしたのには、もう一つ理由がありました。
うつ病を患って自殺した友人がいたからです。
自分も自殺するかもしれない、自殺して死ぬくらいなら、薬を飲もうとと思いました。
死ぬことは全く怖くなかったのですが、私には年老いた母がいます。
母は子供を自分のこと以上に愛しています。
もし、私が死んだら、母は悲しみのあまり病気になって死んでしまうに違いない、愛情深い母を悲しませることだけはしたくない、と思いました。
まず、スルピリドを飲みました。不安感をなくすのに効果てきめんでした。
この薬で将来の不安を感じなくなりました。
ただ、疲れやすく、寝たきりで、何もできない状態は同じでした。
今年で重度のうつ病10周年です。
「死にたい」と思う気持ちを紛らわす方法
薬のおかげで1分1秒生きるのが苦しいと感じることはなくなりましたが、何もせず、ぼーっとしていると「死にたい、死にたい」とばかり考えてしまいます。
それで、ベッドの中で起きている時は、とにかく何かに集中して「死にたい」と考えないようにしました。
初めは、iPadでゲームをしていました。
夢中でゲームをしている間は「死にたい」という思いは全くありませんでした。
ですが、しばらくすると虚しくなりました。
ゲームには何の生産性もないからです。
ゲーム上で課金されていくものでしたが、金額が増え、自分の貯金額を超えた時、それは実際手に入るお金ではないので、虚しく感じ、時間を無駄に使っているような気になりました。
物販(在宅ワーク)
薬で病的な将来への不安は無くなっていましたが、実際問題、今収入がないこと、老後のお金の問題はありました。
同じ時間過ごすなら、自分の将来に実際に役立つ、何か意味のあることをしたいと思いました。
それで、ネット検索やYouTubeで在宅ワークを探しました。
自分は物販が向いていると思いました。
中国語と英語ができるので、中国から個人輸入した商品を日本で売ります。
ネット販売をはじめました。
全てiPad一つでできますし、人と会う必要も出かける必要もありません。
うつ病を患っている私にはもってこいの副業です。
一日中、ネットで中国の商品を探し、注文します。
届いた商品をチェックして、不良品があれば、中国の販売店に連絡し返金の要求をします。
商品の写真を撮り、説明文を書き、金額を決めます。
注文があれば、商品を再度チェックし、梱包し、郵送します。
ネット販売の利点
まず、忙しくて「死にたい」と思う時間がないことです。
収入は毎月変動がありますが、お小遣い程度に稼げています。
ゲームで無駄に時間を費やしていたのを、物販をすることで価値ある時間に変えることができました。
収入があると、貯金が増えていくので、将来の不安が減ります。
心余裕ができ、自分や家族のためにお金を使うことができます。
趣味にもお金を使えるようになり楽しみも増えました。
買いたいものを、買いたいときに自由に買える幸せを感じています。
妹が困った時、お金を援助できました。生きる屍の私が、生きて人の役に立てるようになりました。
物販は頭を使うので、脳のリハビリになります。
注文が入ると、気持ちが高揚し、気分が上がります。
安くて良い品を提供できているので、商品を受け取ったお客さんの評価が良く、感謝のメッセージを度々いただくことができます。
社会に貢献できている、人の役に立ててる、人に幸せを与えられていると実感でき、幸福になれます。
私が物販を始めたことで、同じうつ病の妹も、物販を始めることができました。
妹は臆病でネガティブな性格で新しいことを始めることがなかなかできません。
妹は私より、収入がないことで心を病んでいました。
ですが、私が物販で成果が出ているのを見て、妹も始める勇気を得たようです。
手取り足取り妹に物販のノウハウを教えました。
中国の商品を個人輸入するのはリスクが伴うので、妹はそれだけはしたくないというので、妹の代わりに私が輸入してあげました。
妹も物販を初めて、その月から収入を得ることができました。
毎月幾らかの収入があるだけで、気持ちに余裕ができ、妹もずいぶん明るくなりました。
妹は物販を通して、自分には写真を撮る趣味と才能があることを知りました。
物販の際、商品の写真を撮るのが楽しいようです。
いい写真を撮ると、当然よく売れます。
妹も商品が売れる度に「売れた‼︎」と大喜びしています。
妹もお客さんから、感謝のメッセージをいただき、幸せを感じています。
妹の幸せに貢献できて、私も幸せに感じました。
うつ病が治らない限り「死にたい」という気持ちを消すことは不可能です。
ですが、対処することはできます。
有益なことで、生活を満たすことです。
「死にたい」と考える時間を作らないことです。
YouTube動画
物販に疲れたら、私はYouTubeで、自分が幸福な気持ちになれる動画を見ています。
私のお気に入りは
・ヒロシです(お笑い芸人)
・SMAP×SMAP
・さんま御殿
・さんまの東大方式
・もちまる日記
・ぺろりんず
などです。
知らず知らずのうちに、笑顔になっています。
癒され、幸せ気分に浸れます。
楽しい、面白いと感じられる内容は人それぞれです。
今、何を見ても面白くない、と感じていても、探し続けていたら、必ず「楽しい」「面白い」「幸せ」「興味ある」「やってみたい」「いいなぁ」「すごい」「感動した」「涙が出た」「共感できた」「応援したい」「可愛い」「綺麗」「素敵」「尊敬」「感謝」「学べた」「刺激をもらった」「好き」「知識が増えた」と思えるものに出会えます。
私は、重度のうつ病なのに、よくお笑い芸人の「ヒロシです」の動画を見て、大声で笑っている自分に気づきます。
「ヒロシです」はここ最近YouTubeのおすすめで見つけました、私の笑いのツボです。
「重度のうつ病の私でも笑えるんだ」と自分で驚いています。
そんな時「幸せ」を感じることが出来ます。
「笑う」と幸福ホルモンが出て、うつ病治療に大いに役立ちます。
ツイート、ブログ
2022年11月からYouTubeでTwitterのやり方を学び、毎日ツイートしています。
いいね👍がついたり、フォロワーが増えると気分が上がります。
優しいコメントを下さる方もいて、幸せ気分になれます。
有益なアドバイスをいただくこともあります。
その後、ブログをYouTubeで勉強して初めました。
文章を書いていると、時間があっという間に経ちます。
「死にたい」と言っている暇は少しもありません。
自分の心の中にある思いを文字に起こす作業は、自分に向き合うことになり、自分を知り発見することにもなります。
自分に興味が湧き、自分のことがもっと好きになりました。
自分がツイートしたり、ブログを初めてから、他の人の文章を読むようになりました。
特に元気をもらっているのが「ポジティブ」で検索して出てきた方のツイートです。
言葉には人の考え方、生き方を変える力があると思います。
毎日ポジティブな言葉を使い、人の文章からも、ポジティブ思考をもらって、自分の幸せに気づき「死にたい」に負けないように生きられています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
皆さまの生活が幸せで満ちたものでありますよう。お祈りしております。
うつ病でも幸せ,理不尽な目に遭っても、いつでも温厚であるための方法5選 「怒り」「仕返し」のデメリット13選
うつ病でも幸せ,理不尽な目に遭っても、いつでも温厚であるための方法5選 「怒り」「仕返し」のデメリット13選
少し前に、某ドラマの「やられたらやり返す。倍返しだ!!」というセリフが流行りましたね。
このセリフが人気になること自体が、人間の復讐への強い欲求を表しているように感じます。
確かに、スカッとしますからね。
ですが復讐は本当に自分のためになるのでしょうか?
理不尽な目に遭ったら、怒りを感じ、仕返しをしたり、人を傷つけたりする人もいます。
ある研究によれば、怒りを発散すると怒りが減るどころか、増すばかりだということです。
怒りは怒りを生みます。負の連鎖に陥り、人を不幸にします。
怒りは問題を決して解決してくれません。
怒りをコントロールする方法
『地の柔和な者たち,義を求め,柔和を求めよ』
という有名な言葉があります。
理不尽な目に遭った時できることは、正しいことをする、温厚であるようにする、ことを勧めています。
この格言はすでに温厚な人に語りかけています、つまり継続的に努力するように勧めています。
温厚であるためにできること
温厚であることは美しい絵に似ています。
美しい絵は、たくさんの種類の色を使います。
同じように温厚なたくさんの行動をとる必要があります。
①平和を作り出す
『できるなら,あなた方に関するかぎり,すべての人に対して平和を求めなさい』
という言葉があります。
どんな人とも平和な関係を保つよう、平和を作り出すように勧めています。
平和を作り出すには、仲違いをできるだけ早く解決することが大切です。
そうすれば、状況が悪化するのを避けられます。
注意すべき点は、すぐカッとする人や激怒する人と関わらないということです。
ある研究調査によると「暴力は学習するものである」とのことです。
暴力的な人、怒りっぽい人、すぐ仕返しする人と付き合っていると、「朱に染まれば赤くなる」ということわざがあるように、必ず影響を受け、自分も次第に同じ行動をとるようになります。
怒りっぽい人は避けるようにしましょう。
②復讐しない
『自分で復しゅうをしてはなりません。むしろ[神の]憤りに道を譲りなさい。こう書いてあるからです。「復しゅうはわたしのもの,わたしが返報する,と神は言われる』
この言葉は、復讐する権利は神にあるので、自分で復讐してはいけない、という意味です。
復讐は神の役割であって、人間の役割ではないのです。
復讐したい、と思った時は、神に委ねましょう。
決して、私たちが自分で復讐して、自分の手を汚してはならないのです。
仕返しは、あなたがされたことをそのことをしてきた相手にやり返すことです。
言い換えてみればそれは「復讐」のようなものです。
復讐という言葉をきくとあまり良いイメージをもてない人もいるのではないでしょうか?
でも、同じことをやり返すという気持ちにになるということは、相手のことを心のどこかで憎んでいるのでしょう。
または、苛立ちやムカつき、許せない気持ちがあるのです。
歴史の中でも行なわれてきた「目には目を」「歯には歯を」を実践することになるのです。
それは、ずばり「復讐」になるわけですね。
人間による復讐は不幸の入り口です。
復讐には多くのデメリットがあります。
(復讐のデメリット)
1、人を消耗させ疲れさせる
2、健康に悪い
3、自分の心に傷が残る(復讐しても残るのは虚しさだけ)
4、幸せになれない
5、相手から嫌われるリスクを負う
6、相手に縁を切られるかもしれない
7、相手は自分がしたことを忘れ、あなたの仕打ちを人に言いふらすかもしれない
8、うわさが広まれば自分の評判を落とすことになるかもしれない
9、人から意地悪な人と思われるかもしれない
10、ますます憎み合うことになる
11、復讐の循環が始まり、いつも緊張状態になる(負の連鎖)
12、復讐すると自分に返ってくる
(それは引き寄せの法則や類は友を呼ぶという考え方です。あなたが相手と同じように人が嫌な気持ちになることをすれば、あなたもその相手と同じような低レベルになります。要するに、あなたは相手と同じレベルになり、因果応報で同じことを他の人からされるようになってしまうのです。)
13、自分だけでなく周りの人も傷つける
相手への復讐心を持ち続けるのは、自分を憎しみの監獄に閉じ込めるようなものです。
相手を許して早くその監獄から出なくてはいけません!
有名な歴史上の人物イエス・キリストは侮辱されても仕返ししませんでした。
神が罰してくださると信じていたからです。
よく日本人は「お天道様が見ている」と言っていました。
何かしらの形で悪いことをすれば返ってくるものです。
54年生きてきた私の今までの経験では、因果応報はあるのではないかと思っています。
有名な格言にも『人は自分が撒いたものを刈り取る』という言葉があります。
自分のした事が良いことも悪いこともその人に返っていきます。
しかも、返ってくる時には「私はここまでしてない!」と思うほど、数倍になって返ってきます。
なので、悪いことはせずに良いことをしましょう。
自分が手を汚すまでもなく、きっと罰が当たります。
仕返しは、なんの解決にもなりませんし、そんなことすれば、自分に悪いことが返ってきます。
それよりはそんなのほっておいた方がいいです。
いじめ、嫌がらせはくだらないものですから、相手にしないことです。
神に復讐を委ねる、この精神態度は心身の健康を保ち人間関係を良好に保つための秘訣です。
③敵を愛する
『あなたの敵が飢えているなら,食べさせなさい。渇いているなら,飲む物を与えなさい。そうすれば,燃える炭火を彼の頭に積むことになるのである』
これも有名な格言です。
『敵を愛する』よう勧めています。
家族や友人は敵ほどの憎い存在ではありません。
そうであれば、愛を示すのは不可能なことではありません。
気に障ることを言ったり、傷つけることを言う人に、愛を示し優しく接するなら、相手は態度を和らげて自分に優しく接してくれるようになるかもしれません。
そうすれば、負の連鎖を断ち切ることが出来ます。
相手はこれまで、傷つけられたら傷つける、という負の連鎖の中で生きてきたのかもしれません。
でもあなたの愛を受けて、感化され、その人の善良な一面が現れて、生涯の友となることさえあります。
④感情を制御する
『悪に征服されてはなりません』
という言葉があります。
「感情を制御する」ことを勧めています。
理不尽な扱いをされても消極的なことを、くよくよ考えないことです。
何か嫌なことをされて消極的な感情をぶつけやすい相手は、家族や友人です。
家族や友人に消極的な感情をすぐにぶつけないようにしましょう。
家族や友人も悪気がなかったかもしれません。
何か嫌なことがあったのかもしれません。
カッとなって怒りに任せてすぐに何か言うと、後で言わなければよかったと後悔することも少なくありません。
感情を制御するのは、かなり難しいことに思えるかもしれません。
自分が感情的になっていると思えた時は、まず深く深呼吸しましょう。
怒りを表す前に、少し時間を置くようにしましょう。
普段から円熟した友達と交わることも助けになります。
何をされても怒らない、人格ができた友人から良い感化を受けることが出来ます。
⑤快く許す
『善をもって悪を征服してゆきなさい』
という言葉があります。
つまり「快く許す」ことを勧めています。
自分の良い行いによって悪を征服することができます。
「許す」とは「怒り」という感情を捨て去ることです。
自分の感情を傷つける人のために「祈る」ことさえできます。
『敵を愛し、迫害する者のために祈りなさい』
という言葉があります。
単に復讐をしてはいけないというだけではなく、もう一段階上の生き方です。
つまり、憎たらしい相手をも愛する、これこそが最上級の生き方なのです。
もちろん、最初から愛するのは難しいでしょう。
祈り
まずは神にお祈りするのです。
例えば、こんな感じ。
神様、私にはどうしても憎くて許せない相手がいます。
どうかその人を愛することができるようになりますように。
許すことができるようになりますように。
最初は、歯ぎしりをしながらの祈りかもしれません。
怒りをぶちまけながらの祈りかもしれません。
ですが、祈っていく内に、少しずつ自分の復讐心が和らいでいくのが分かるはずです。
これこそが祈りの力なんですね。
祈ることの効果は科学的にも証明されています。
デューク大学が1986年から1992年に行った実験では65歳以上の4000人を調査したところ、毎日祈りをささげている人は、祈らない人よりもずっと長生きしたそうです。
祈りを送られる人にも、祈るという行為を行う人にも、祈りはよい効果をもたらすというのです。
ですから、ぜひ騙されたと思って祈り続けてみてください!
黙想する
怒るのをやめて穏やかな気持ちになれるよう、相手を思いやれるようになれるよう、時間をとって「黙想する」ことも有益です。
「誤解ではないだろうか?」
「自分の言動に落ち度はなかっただろうか?」
「私も以前に同じようなことを人に対してやったことがないだろうか?」
「悪気がなかったかもしれない。」
「あれは、あの人の癖で、誰にでもやってるのかもしれない。」
「仕返しして、自分は得するだろうか?」
「仕返しをして、損することが多いからやめておこう。」
「むしろ、相手に何か親切にして良い関係を築くのはどうだろう?」
「きっと相手は感動して自分のことを好きになってくれるかもしれない。」
「嫌がらせもやめるかもしれない。」
「たとえ相手が態度を変えなくても、自分は良いことをしたので気持ちがいいに違いない。」
などと考えることができます。
一般に燃えるゴミは1週間に2回はゴミステーションに捨てます。
普通、生活していると、心の中にゴミが溜まっていきます。
定期的に心をキレイにして、許すことを習慣にしましょう
こういったことは決して簡単なことではありません。
ですが、やってみる価値があります。
相手に穏やかに接して平和を作り出すなら、物事が良い方向に動き出します。
(快く許すメリット)
・自分が好きになる
・全てのエネルギーを自分に注げる
・モヤモヤやイライラから解放される
・穏やかに過ごせる
・怒りや憎しみや復讐の人生から自由になれる。
・マイナスの気持ちがなくなり気が楽になる
・心も精神も軽くなって健康になれる。
(ある研究で爆発的な怒りは毒のような物で、脳卒中になる確率が怒らない人に比べて2倍高いということです。)
・温和、平和を作り出す人は幸福になれる。
・平和な人間関係を持てる。
・自分だけでなく酷いことをする相手を変化させることもできる。
・人から慕われる
・許して人に良いことを行う人は幸せな出来事に恵まれるようになる。
(実際にあった経験)
兄弟喧嘩のひどい家族がありました。
弟がお兄ちゃんの服をビリビリに破きました。
でもお兄ちゃんは怒りませんでした。
バイトをしてお金を稼ぎ、自分の服を買い、ついでに服をビリビリに破いた弟のために文房具を買ってあげました。
弟はお兄ちゃんのことが好きになりました。
2度とお兄ちゃんの物をめちゃくちゃにすることは無くなりました。
むしろ、お兄ちゃんに倣ってお兄ちゃんが喜ぶ行動をとるようになり、兄弟仲良くなれました。
お父さんにも変化がありした。
お兄ちゃんの行動を見て、感化され、もっと愛情深いお父さんになりました。
お兄ちゃんの悪行を善行で返す行為が、家族みんなに感化を与えたのです。
家族は次第に暖かい、居心地の良い関係に変化していきました。
お兄ちゃんは怒りでなく、善行によって対処したおかげで、仲の良い家族を得ることが出来ました。
大きな収穫です。
お兄ちゃんは幸せに暮らせるようになりました。
周りの家族も以前よりずっと幸せになりました。
善で悪を征服することは自分と周りの人を幸福にします。
人を許すことは、相手のためではなく、自分のためだと思うことが大切です。
相手を恨み、妬む日々は、決して楽しいものではありませんよね。
誰かに対する怒りや憎しみが頭の片隅にある限り、思い出してはイライラしてしまい、なかなか忘れることができません。
まさに負のスパイラル状態です。
そんな辛い気持ちが続くのは、人生の中で無駄な時間なので、なくしてしまいましょう。
「相手を許すことは、自分の気持ちが楽になるために必要」と考えれば、許すことに前向きになれるはずです。
自分も相手も「成長の過程」
完璧な人間はこの世にいません。自分も相手も、まだまだ成長の過程にいると思ってください。
未熟者だから失敗もするし、状況によっては人を傷つけてしまうこともあります。
それは、人間であれば誰もが経験することです。
「私もあの人も、完璧な人間じゃないんだ」と考えれば、広い心で相手を許すことができるはずです。
相手の背景を考える
人を許すためには、相手の立場にたって状況や気持ちを考えてみることも、大事な心得の一つです。
当時気づけなかった相手の本心が見えてくるかもしれません。
「なんであんなことを言ったんだろう」「自分にも原因があったのかな」など、相手の気持ちに寄り添ってイメージしてみてください。
「もしかしたら相手はあのとき、精神的に追い詰められていたのかもしれない…」と考えると、同情心すら湧くこともあるでしょう。
深く掘り下げていくことで、相手のことを少しでも理解でき、許すキッカケが見つかることもあります。
相手がしてくれたことを思い出す
あなたが許せないと思っている相手は、最初から憎らしい存在でしたか?
おそらく、違いますよね。
反対に、好意を寄せていた相手だったケースも多いのではないでしょうか?
信頼していた相手ほど、裏切られたショックは大きく、なかなか許すことができません。
こんなときは、かつて相手があなたにしてくれたことを思い出してみてください。
仕事でのミスをフォローしてくれたことや、落ち込んだときに優しく声をかけてくれたことなど、何か一つでも思い出せれば、憎い気持ちも半減するはずです。
自分の人生を大切にする
理不尽な扱いを受けた経験を変えることはできませんが、自分の見方や態度は変えられます。
自分の人生を楽しくするのも、辛くするのも、全て自分の考え方次第です。
他人のことで、イライラしたり落ち込んだりする時間は、何のメリットもありません。
怒ることには問題を解決する力がありません。
怒ること、仕返しをすることは事態をもっと悪化させるだけです。
相手に無駄なエネルギーと労力を使うのはやめたほうがいいでしょう。
マイナスな思いや考えは、あなたの人生までも壊してしまう可能性があります。
自分が幸せになるにはどうしたらいいのか、そう考えると相手と一線を引くことが最善策と気づけるはずです。
許せないという重たい感情は早めに手放し、毎日の小さな幸せをたくさん見つけて、人生を豊かなものにしましょう。
毎日を充実させれば、「許さない」という気持ちは自然と薄れて、気づいたら忘れていた、なんてこともありますよ。
怒るのをやめて、平和を作り出していく、悪ではなく善で相手に接するなら自分の世界は良い方向に変わっていくでしょう。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
皆さまの幸せを祈っております。
うつ病でも幸せ,ほほえみ・笑顔の力
うつ病でも幸せ,ほほえみ・笑顔の力
ほほえみ・笑顔はほんの一瞬でも、一生、人の記憶に残ることがあります。
自分と他の人を幸福にしてくれます。
お金も財産もなくても、人に与えられる最高の贈り物です。
ほほえみ・笑顔は当人や見る人を元気づけます。
ほほえみ・笑いは体の健康にも良い
「笑いと健康」という自助クリニックを運営する言語療法士のミルタ・マノとルベン・デラウロによれば,笑うしぐさをするだけでも,脳下垂体に作用する電気的刺激が生じるということです。
刺激を受けると,脳下垂体はエンドルフィン,すなわち良い気分にさせる脳内化学物質を分泌します。
ほほえむとよい,もう一つの重要な理由は,それが他の人に好ましい影響を及ぼすことにあります。
あいさつするにせよ,いたわるにせよ,励ますにせよ,偽りのない笑顔を示せば,口に出さなくても自分の気持ちを伝えることができます。
子どもの愛らしい笑顔の映った写真を見るだけで口元にほほえみが浮かぶこともあります。
温かなほほえみを示されると,緊張がほぐれ,失意や試みとなる状況に対処しやすくなります。
ある有名な本は
『あなたの手に善を行なう力があるのに,それを受けるべき人から控えてはならない』と勧めています。
そうです,ほほえむことで自分と他の人を益することができるのです。
この極めて価値ある贈り物を皆に与える,つまり温かなほほえみを浮かべるようにするのは最高の善行と言えます。
笑顔そのものにパワーがある
「温かさを感じさせる視覚要素」の中で、最優先すべきなのは「顔の表情」です。
そして「温かさ」を生み出す方法として「笑顔」に勝るものはありません。
笑顔は人類共通の行動に深く根差した、究極の非言語コミュニケーション手段です。
どの国の赤ん坊も、笑顔を通じて母親との絆を深めていきます。
言葉が全く通じなくても、相手の笑顔だけは簡単に読み取ることができます。
笑顔に関する文化規範はさまざまに異なるかもしれませんが、世界共通の表情であることは確かです。
人の笑顔は「幸福」「魅力」「社交性」「成功」といったさまざまなプラス要素を物語っています。
また、笑顔は「ハロー効果」をもたらします。
つまり、ほほえみを浮かべている人は有能で好感のもてる人物だと判断されやすいのです。
教師は自分に向かってほほえみかけている生徒を指名する傾向があり、レストランのウェイトレスやバーテンダーもこのことを体感しているに違いありません。
さらに、笑顔には伝染力があります。
誰かにほほえみかけられたとき、私たちは自分が笑顔を浮かべているときの感覚を思い出し、自然にほほえみ返そうとします。
こうした相互作用は全く無意識のうちに生じています。
つまり、私たちは、ほほえみかけてくる人物に対して好感を抱く傾向があるのです。
「君がほほえめれば、世界中が一緒にほほえむ」ルイ・アームストロングの歌に出てくるこの言葉は、単なる決まり文句ではありません。
実際に、私たちの脳は瞬時に他人の笑顔を察知し、幸せな気分をつくり出しているのです。
もちろん、他人の笑顔を感じ取ることと、自分自身が笑顔を浮かべることは別物です。
笑うことは私たちの気分を高め、精神活動に好影響を及ぼします。
心理学者のダニエル・カーネマンによれば、歯の間にペンをくわえ、強制的に笑顔に似た表情をつくった場合でも、実際に笑ったときと同様の気分を生み出すことができるそうです。
「ハイパワーな」姿勢を取ることで実際に自信が湧いてくるように、明るい表情を意識的につくれば、自ずと前向きな気分になれるはずです。
ほほえみを与え続けたマザー・テレサ
マザー・テレサがある日、カルカッタの町を歩いていると、向こうから険しい表情をした男性がやって来ました。
彼はいつもマザーの活動を快く思っておらず、よく周りに悪口を言いふらしている人でした。
マザーと一緒に歩いていたシスターは、すれ違う時、いったいどうなるかとハラハラしていました。
するとマザーは心からの笑顔を浮かべて「こんにちは」と挨拶したそうです。
驚いたシスターが「マザー、今の人、誰だかわかっているのですか?
「いつも私たちの悪口ばかり言う人ですよ」と言うと、マザーは「ええ、もちろんわかっていますよ。私は今、あの人の中におられるイエスにほほえみをかけたのです」と答えたというのです。
マザー・テレサはどんな人にも心の中に必ずイエスがいると確信していました。
それゆえに、どんな人に対しても優しさと思いやりを忘れなかったのです。
この確信こそが彼女の言動の力となり、誰もがマザー・テレサを尊敬するようになったのだと思います。
マザー・テレサは言います。
「もし何もしてあげられることがないなら、ほほえみかけなさい。たった一つのほほえみにどれだけ大きな力があるか、あなたたちはまだ知らないのです」。
ほほえみの中にはメッセージがあります。
それは、「自分なんかいてもいなくても同じ。いないほうがいいのかもしれない」と思っている人への、「私はあなたを1人の人間、かけがえのない1人と見ていますよ」という好意なのです。
それは、ほほえみを受けた人に、生きる自信を与えます。
このように、ほほえみには、私たちの心の中にある目には見えない愛を、目に見える形にして相手に伝えるコミュニケーションの役割があるといえます。
マザー・テレサは、共に働くシスターたちが町へ出て貧しい人たちに暖かいスープを配り終えて帰ってくると、まず「ご苦労さま」とねぎらってから、「ところで、その人びとにほほえみかけること、ちょっとしたやさしい言葉をかけることも忘れなかったでしょうね」と尋ねるのが常だったといいます。
この問いが示すように、マザー・テレサの仕事は単なる福祉事業ではなく、愛の行為でなければならないのでした。
シスターたちの配るスープはお役所が福祉の一端として配るスープと、その中身は同じだったかもしれません。
しかし、受けとった人は、そのスープによって体と同時に心も温められるのです。
ほほえみを添える時、受けとる人はもはや憐れみの対象ではなくなって、ほほえまれるに価する、尊厳を備えた1人の人間になるのです。
医療現場で笑いが治療法となっている
欧米では80年代ごろから笑いが治療法の一つとして認識されるようになりました。
道化師と化した人達によって病院や老人ホーム、小児病棟や福祉施設などで、笑いや楽しい時間を共有し、心や身体の病気に対し癒しの効果をあげています
膠原病患者に対し笑いを用いることで治療効果が上がったといわれています。
笑いが、患者のNaturat killer cell (NK細胞)を活性化させることが、明らかになっています。
その他、疲労の軽減、血液をサラサラにする、脳波の α β波が共に増加する、交感神経系と副交感神経系(幸福ホルモン・セロトニン)が両方とも程よく活性化するといわれています。
自らがほほえむという行為や、微笑みかけられた場合、前頭前野の脳血流量は、増加するということが分かっています。
うつ病は、脳の血流が少なく、酸素不足でも起こる、と言われています。
ほほえむことによって、うつ病治療に絶大な効果がもたらされることでしょう。
米国ハーバード大学の研究者たちは,年配の患者のグループが看護師などの顔の表情に対してどんな反応をするか,研究しました。
それによると,介護者の顔の表情が「いつもよりも温かく,優しく,思いやりがあって,共感できるものであるなら」,患者は一層満足し,心身共に元気になります。
一方,介護者が患者に何も話しかけないでいると,その逆になります。
まとめ
ほほえむなら,自分のためにもなります。
自信や幸福感が増し,ストレスを感じることが減ります。
反対に、しかめっ面をすると,ストレスが増えます。
ほほえむことを忘れた人たちに、ほほえみを惜しまずに与えましょう。
「あなたは1人ぼっちでない」というメッセージを発信し続けましょう。
ほほえみには、マジックのような力があります。
与えられた人を豊かにしながら、与える人は何も失わない 。
いえ、失わないどころか、与える人も、自信、幸福感、健康を得て自分の人生も豊かにできるのです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
皆様の生活が幸せであふれたものでありますよう、お祈りしております。
うつ病でも幸せ 優しさ思いやりは想像力からはじまる
うつ病でも幸せ 優しさ思いやりは想像力からはじまる
優しいひと、思いやりのある人ってどんな人だと思いますか?
私は「優しい」人は「想像力」のある人だと思います。
「困ってる、助けてほしい」と思ってても言えない、言わない。
むしろ何も言わず、不機嫌になって嫌な態度を取る人さえいます。
そんな時に「あれ?この人、困ってるんじゃないかな?」と想像する事ができる人が「優しい」「思いやり」のある人だと思います。
そういうことは、人に興味をもったり、関心をもって観察してないと気付く事ができません。
「あの人、あんな嫌なこと言ったけど家庭で問題でもあったのかな?」
「今日は機嫌が悪いけど体調悪いのかな?」と怒る前にワンクッション置く事ができるようになり、「いやな人っ!!」と短絡的に頭にくることがなくなりました。
そうなると、自分自身が楽になれます。
怒ることもなくなり、ストレスを溜めることもなくなりました。
いやな事を言った人が後から「実は今日、○○があって落ち込んでたの」と告白される事もあります。
また「優しい」気持ちで人に接していると、相手の言った言葉の裏の本当の思いを「想像」し、知る事ができます。
母の例
ある日、同居している母が、何かと批判的で、私たちが言う言葉一つ一つに引っかかってきました。
自分がうつ病の娘2人のために、3人分背負わされて気合を入れて生きなければならないと嘆き、恨み言を言います。
妹は、母の態度に呆れて、母の言動に怒り、母と距離を置きました。
ですが、私はすぐこの言葉を思い出しました。
『人の「洞察力」は確かにその怒りを遅くする。違犯を「ゆるす」のはその人の美しさである。』
すぐ怒らない秘訣は『洞察力』であると教えています。
『洞察力』とは、目に見えないことを、どれだけ理解できるかということです。
つまり『想像力』を働かせて、相手の立場に立って考えてみる、ということです。
もし、自分が無意識に人を傷つけてしまっていたら、相手にどうして欲しいでしょうか?
誰でも深く追求して、嫌味を言ったり、仕返しをしたりはしてほしくありません。
できれば、自分の事情を考えて、多めに見て、許して欲しいと思うのではないでしょうか?
そうするには「感情移入」し,他の人の身になって考える必要があります。
「感情移入」とは,他の人の痛みを自分の心で感じ取ることです。
どうすれば感情移入できるでしょうか?
その方法の一つは『想像力』を働かせることです。
それで私は、母の身になって考えてみました。
私の母は父から精神的虐待を受けたせいで、自律神経系のあらゆる病気を抱えています。
身体全体がガチガチに凝っています。
毎日全身の痛みに耐えて生活しています。
半年前までは、私が毎日母の全身を2時間かけてマッサージしてあげていました。
ですが、父から精神的虐待を受けて、私はストレスでうつ病が悪化し、自律神経系失調症の症状が現れて、胃は痛み、下痢と便秘を繰り返し、呼吸困難に陥り、心臓も痛むと言った症状が現れました。
とても母のマッサージができる状態ではありません。
それで半年間、一度も母のマッサージができていませんでした。
母の身体はきっと限界が来ていて、身体の悲鳴が心の悲鳴になって、不機嫌になって、心にもない非難、批判、恨み言を母に言わせているんだ、と思いました。
それで、母のマッサージをしてあげました。
毎日マッサージしましたが、3日くらいは凝りすぎていたので、母の機嫌は直りませんでした。
ですが4日目、ようやく母の表情が優しくなりました。
1週間経って、元の優しい母に戻り、感謝してくれるようになりました。
聞くと、母はずっと眠れていなかったようです。
1時間ごとに目が覚め、身体は痛むし、疲れは取れないし、体調が最悪だったようです。
どんなに辛くても愚痴を言わない母は、無意識のうちにネガティブな反応をしていたようです。
マッサージを毎日するようになって、夜熟睡できるようになって、気分も良くなって、以前のポジティブな母に戻りました。
母の態度に腹を立てて、言い返したり、喧嘩しなくて本当によかったと思いました。
ただでさえ辛い状況の母を、もっと苦しめ痛めつけるようなことをせずにすんだのは、「想像力」のおかげでした。
この度は、「想像力」の大切さをしみじみ感じさせられました。
表面的な相手の言動だけに目を留めて、すぐ反応しないのは本当の「優しさ」だと思います。
「優しさ」は心の強さだなぁと思います。
心の弱い人は、人の言動にすぐに腹を立てて、仕返しします。
自分の感情を制御できません。
ちょっとでも嫌なことをされると、やり返すのは「強さ」と勘違いしているのが私の父です。
父は必ず腹を立てて、怒りに任せて怒鳴ったり、嫌味を言ったり、ずっと根に持ちます。
結果、いつも周りの人を傷つけます。
そして周りの人は父に傷つけられることを恐れて、父と距離を置きます。
父はいつも寂しいと言います。
家族と一緒に住んでいますが孤独な人です。
誰にも相手されないからです。
「優しい」人にはみんなが寄ってきます。
「想像力」を働かせて相手を思いやれる「優しい」人は人生が豊かで幸せになれると思います。
感情移入 ― 親切と同情のかぎ
「人の痛みをいやせるのであれば,人生はむなしいものではない」と,ヘレン・ケラーは書きました。
確かに,ヘレン・ケラーは心の痛みの分かる人でした。
生後19か月のときに,病気の後遺症のため,完全に視力を失い,耳も聞こえなくなりました。
ですが同情心の豊かな一人の教師がヘレンに点字の読み書きを教え,後に発話の方法も教えました。
ヘレンを教えたアン・サリバン先生は,身体的な障害と闘うときに味わう挫折感を十分すぎるほど理解していました。
彼女自身もほとんど目が見えなかったからです。
それでもサリバン先生は努力を重ね,ヘレンの手のひらに“一文字ずつ書く”ことによって意思を通わせる方法を編み出しました。
ヘレンは,先生の示してくれた感情移入に大きな感化を受け,目の見えない人や耳の聞こえない人のために生涯をささげることを決意しました。
多大の努力の末に障害を乗り越えたヘレンは,同じ状況にある人たちのことを思いやることができたのです。
そしてそうした人たちを助けたいと考えました。
家族や友人は互いに愛を示したいと十分願ってはいても,人の痛みを和らげる機会をよく見逃してしまうことがあります。
それは単に他の人の必要に気づいていないのが原因かもしれません。
感情移入は,わたしたちの親切と同情の扉を開くかぎとなります。
思いやりを培う
もともとよく感情移入できる人ではなくても,思いやりを示すというこの特質を培うことは可能です。
もしわたしたちがいっそうの注意を払って耳を傾け,観察力をさらに働かせ,想像力を用いてより頻繁に自分を他の人の状況に置くなら,以前にも増して感情移入できるようになります。
その結果家族間、友人間でいっそうの愛や親切,また同情を示したいと思うようになることでしょう。
感情移入の点で成長する方法
●耳を傾ける。
注意深く聴くことによって,他の人がどんな問題に直面しているかを知ることができます。
そしてよく耳を傾ければ傾けるほど,当人が心を開いて感情を吐露してくれる可能性は高くなります。
●観察する。
皆が皆,自分の感情や窮状について率直に語ってくれるわけではありません。
とはいえ,鋭い観察力を持つ人は,家族や友人が落ち込んでいるようなとき,また心を閉ざしてしまうとき,あるいは意欲を失っているとき,そのことに気づきます。
●想像力を働かせる。
感情移入するよう自分を奮い立たせる最も強力な方法は,次のように自問することです。
『自分がその状況に置かれたら,どう感じるだろうか。自分ならどう反応するだろうか。何を必要とするだろうか』
まとめ
「想像力」を働かせて、人を思いやれる「優しい」人間でありたいとつくづく思います。
一度限りしかない人生、自分の人生を豊かで意義あるものにするか、虚しいものにするかは、自分の心がけ次第だと思います。
環境や周りが自分を作り出すのではありません。
そう言ったものが自分の「幸せ」を形作るのではありません。
どんなに劣悪な状況にあっても、自分の考え方、心のあり方で自分を「幸福」にも「不幸」にもできます。
「想像力」を働かせて人に「優しく」接することのできる人は、周りの人を「幸福」にできます。
人を「幸せ」にできる人生って本当に豊かで結局は自分を「幸せ」にすることだと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたの生活が「幸せ」で満ちたものでありますように、お祈りしております。
うつ病でも幸せ〜自分を愛し大切にする方法3選
うつ病でも幸せ〜自分を愛し大切にする方法3選
自分を大切にすることで、どのようなメリットや効果があるのだろう?
と思われていませんか?
自分を大切にできないと、惨めになったり、周りに不満を感じたり、イライラしたりしてきます。
あなたが、もし、このような状態なら心が「私のことをもう少し大切にしてよ!」と叫んでいるのかもしれません。
自分の本音を押さえたり、人に合わせようとしたり、自分に酷い言葉をたくさんかけたり、自分の周りの環境をわざと悪い状態でほっておくなど、それが自分を大切にしていないことにつながります。
決して自分を大切にしていないつもりはないけど、無自覚でそうなっている人も少なくありません。
仕事や家族の世話が忙しくて自分のことがないがしろになってしまったり、友達やパートナーに合わせてばかりの生活で、なんか虚しさを感じていらっしゃる方もいるのではないでしょうか?
この記事では「自分を大切にする方法」を3つご紹介したいと思います。
1、呼吸が緩むような時間を作る
1日5分でも、無理なら1分でもいいので、自分の呼吸が緩むような「ほっ」とした時間を作るのがおすすめです。
自分が何をしたいのかわからない、したいことがあっても、なかなかできない、という方は自分の呼吸に注目してみてください。
あなたの身体は正直なので、身体は自分の大切なことに反応していたりします。
例えば、山の頂上に登って、そこから景色を見下ろしたら、自然と呼吸が深くなります。
私たちの身体が、その環境に癒しを感じて反応しています。
多くの人が日々忙しかったり、自分を抑えている生活の中で、自分の身体に無頓着になってしまっています。
身体の感覚に意識を向けるだけで、自分を大切にできます。
心と身体はつながっているので、心も満たすことができます。
呼吸に注意すると言っても感覚がつかめないかもしれません。
例えば、忙しいけど、一旦休憩しようとソファにゆったりと座って伸びをする。そんな時「ふー」っと息を吐いていないでしょうか?
「ほっと一息」ってよく言いますが、「ほっと一息」って言葉は奥が深く大切です。
「ふー」っと息が出る瞬間は、自分の心も「ふっ」と緩んで癒されている瞬間です。
それは一瞬でも魂が喜んでいる、自分を大切にできている瞬間と言えます。
それに目を向けて、たとえ短い時間でも意識的にそういう時間を設けてみてください。
これは習慣や癖のようなものなので、当たり前にやっている人もいれば、全くやってこなかった人もいます。
小さいことですが、1日3分そういったことに使えたら1年で1095分、10年で10950分です。
やってる人とやっていない人の差って結構大きいです。
小さいことを毎日積み重ね手いくことで、1年後、10年後が変わってきます。
●「視覚から「ほっ」っとできる私の方法」
YouTubeの犬猫動画を見る
もちまる日記
ぺろりんず
●「聴覚から「ほっ」とする私の方法」
SMAPバラード曲
野々村彩乃
●「身体の「ほっ」とする私の方法」
もふもふのクッションを抱く
直接肌にあたる寝具の毛布に肌触りのいい物を使う
犬を飼っていた時は、犬を撫でる
●「匂いで「ほっ」とする私の方法」
・好きな香水をふる
・アロマオイルを数滴ティッシュに垂らして枕元におく
・洗いたての洗濯物を枕元に置いておく(柔軟剤のいい香りがする)
私は以上の方法を複数組み合わせて「ほっ」とする時間をとっています。
今までの人生で「ああ、気持ちいいなぁ」と息が緩むような何かに、きっとあなたも出会ったことがあると思います。
それを思い出してみてください。
それに触れる時間を1日1分でもいいので、是非持ってみてください。
それが自分を大切にする、ということなんです。
是非、始めやすいこと、続けやすいことを探してやってみてくださいね。
2、身体を大切にする
セルフマッサージやダイエットなどをして、私は毎日自分を労り、大切にするようにしています。
「大切にしてるよ」と言うメッセージを身体に送ります。
うつ病も軽くなり、体も健康になりました。
ダイエットに成功し、自信にもつながり、外出が楽しくなりました。
マッサージは、心身の健康にとても効果的です。
血流が良くなり、凝りが改善され、肌がきれいになり、シワ、たるみがなくなり、若返ります。
肩こり、首凝りが改善されるので、脳への血流が良くなり、うつ病の緩和に役立っています。
①造顔マッサージ
しわ、たるみが改善して顔が若返りました。
小顔になりました。
自分に自信が持てるようになりました。
②首筋マッサージ
私はストレスのため、無意識のうちに日常的に歯を食いしばっているようです。
そのためか顎の周りのリンパがガチガチに固まって、リンパの大きな塊ができていました。
顎の骨が何かを食べたり、しゃべったりする時、口を開くと「カクカク」音がなっていました。。
骨にリンパの塊が当たって音がなっていたようです、それが首筋マッサージを行うことによって改善しました。
首筋マッサージでリンパの塊が溶けたようです。
③手のマッサージ
●効果
・手の疲れが取れる
・手のむくみが取れる
・リンパが流れる
・リンパが滞っている老廃物が流れる
・血流が良くなり、末端冷え性が改善する
・手の深いシワがなくなる
・手には身体中のツボがあるので、何かしら身体の臓器の健康に役立つ
・50代から指のヘバーデン結節など指の変形を伴う更年期に多い手指の病気予防になる。
④後頭下筋のマッサージ
うつ病や自律神経失調症やストレスに絶大な効果があります。
●効果
1、気分が上がった
2、肩こりが楽になった
3、血流が良くなった
4、首筋の凝りが楽になった
7、うつ病が軽くなった
8、自律神経失調症の症状が無くなった
9、自分を大切にしていることを体が実感して、健康的になった
10、自分の力で、お金もかけず、簡単にセルフケアで健康を回復できると言う自信が持てた
⑤ダイエット
私は重度のうつ病で、症状がひどい時は、寝たきりで、トイレに行くのも億劫で、ギリギリまで我慢するほどでした。
ストレスも多く、スナック菓子や甘いお菓子をテーブルの上に置いて、寝たまま食べていました。
全く運動もせず、食べたいものを食べていたので、血液検査で脂肪肝、悪玉コレステロールの異常、中性脂肪の異常を指摘され、これ以上悪化すると、薬で治療しないといけなくなる、と言われました。
人生初のダイエットを決意しました。
食べるのを我慢する、ストレスがかかる、リバウンドする、筋肉量が減る、ダイエットは絶対したくなかったので、YouTubeで色々調べていいと思うもの全て始めました。
本も買ってその通りやってみました。
16時間断食ダイエット、納豆キムチダイエット、3勤1休ダイエット、週1日断食、リンゴ酢ダイエット、トマトジュースダイエット、プロテインドリンクダイエットなど、何種類ものダイエットを組み合わせて同時に行いました。
そして甘いものは一切食べないようにしました。
4ヶ月で7キロの減量に成功しました。
血液検査も全ての項目が正常値になり脂肪肝も改善されました。
今思えば、最も劇的に効果があったダイエット方法はプロテインドリンクだけ飲む断食です。
プロテイン(25g)+甘酒(100g)+豆乳(300g)
これを飲みたいだけ飲んでも良いという断食方法です。
しかもプロテインドリンク断食は週に1日だけです。
タンパク質がしっかり取れるので、空腹感を感じません。
筋肉量も減らないので、リバウンドの心配もありません。
甘酒は食べる点滴と言われるほど、栄養があります。
空腹に耐えたり、リバウンドを繰り返すということもなく、綺麗に痩せられました。
ダイエットは身体の健康だけでなく、心の健康にも効果があります。
自分を大切にしている、気遣っている、と実感できます。
3、人を大切にする・親切にする
自分を大切にできない人は、人から大切にされたことがない人です。
人をどう愛していいかわからない、という人も、愛されたことがない人です。
または親切にされたり、愛されたことがあっても心に響いていない、気づいていないということもあります。
実際、愛されていないわけではなく、自分で愛を実感できていないということがあります。
自分を全く大切にしないか、自己愛的になって自分を大切にしすぎるという極端に走ることがあります。
自分を大切にすることがわからないという人は、まず、人を大切にし、親切にすることからスタートしていくのがいいです。
相手から「OOしてくれてありがとう」と感謝されると、それを今度は自分自身に親切にする、大切にする、ということに反映できます。
他人に親切にし大切にできるようになれば、今度は自分を大切にすることができるようになります。
他人に親切にする、と言っても、難しいことを考える必要はありません。
・自分からあいさつする
・道案内する
・感謝する
・褒める
・ちょっとしたプレゼントをする
・料理を作ってあげる
・落としたものを拾ってあげる
・笑顔を見せる
・気遣いを示す
・優しい言葉をかける
など、簡単でお金のかからない「親切」はたくさんあります。
参考YouTube
まとめ
今回は、自分を大切にするための方法をご紹介しました。
自分を大切にすることは、ただ自己主張を強めるという意味ではありません。
もちろん自分の意見を正直に伝えることは大切ですが、周囲を振り回してばかりでは、いつしか周りから人がいなくなってしまいます。
孤独や孤立はストレスの原因にもなってしまうでしょう。
しっかりと自分の意見は伝えつつ、お互いの人間性を尊重し合える関係性を目指すことが重要です。
無理せずに自然体で話せる相手を見つけられたら、その人はあなたの幸福な人生にとって重要な人物だといえます。
優しさを伝え合いながら、素敵な関係性を築いてくださいね。
普段から自分を大切にする習慣の小さな積み重ねが大きく、あなたの人生を変えてくれる、キッカケになるかもしれません。
今回ご紹介した
「自分を大切にする3つの方法」を今日からでも実践して、素敵な人生を自分の手で掴み取りましょう。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
皆さまの生活が幸せで満ちたものでありますよう、お祈りしております。