うつ病でも幸せ「死にたい」という気持ちの対処方法6選

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うつ病でも幸せ「死にたい」という気持ちの対処方法6選
 


「死にたい」という気持ちは対処できます。

うつ病で自殺する人は増えています。

自分で抱え込まないで、まず、心療内科や精神科にかかり、必要なら処方された抗うつ剤を飲むことが最善だと思います。

私の場合、重度のうつ病なので、薬が効きません。

薬で、ある程度の症状は抑えられていますが「死にたい」という気持ちは同じです。

それでも「死にたい」と思う気持ちに対処できています。

この記事では、私が「死にたい」という気持ちを、どのように乗り越えているか、お伝えしたいと思います。

「死にたい」の対処方法

私が「死にたい」という気持ちを乗り越えて「幸せ」気分で生きられている方法は主に6つあります。

抗うつ剤
②ゲーム
③副業
YouTube動画
⑤ツイート
⑥ブログ

子供の頃からある希死概念


私は子供の頃から軽度のうつ病を患っています。

自分ではうつ病と気づいていませんでした。

ですが、ぼんやりと「死にたい」とばかり思っていました。

20代の頃、友人が交通事故で即死しました。

お葬式に行きましたが、私は亡くなった友人が羨ましくて仕方ありませんでした。

自分も友人のように交通事故で即死できればどんなに幸せだろう‼︎

そんなふうに考え、友人の死を悲しむことはできませんでした。

むしろ、友人も楽になれて良かった、とさえ思え、祝福する気持ちでした。

もちろん、お葬式の場で、こんなふうに思うのは不謹慎だとわかっていました。

ですが、これが私の正直な気持ちでした。

心療内科にかかる


私は20代〜30代に3回ほど心療内科にかかりました。

3つの病院のそれぞれの医者から、軽度のうつ病と診断されました。

抗うつ剤を処方されましたが、薬には偏見がありました。

一度飲み出したら、薬を手放せなくなって、一生飲み続けることになるのではないか?

薬を飲んで、病状がもっと悪化するのではないか?

それで、一度も抗うつ剤を飲んだことがありませんでした。

処方された薬は全て捨て、病院も通いませんでした。

重度のうつ病

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45歳になって重度のうつ病を患ってからは「死にたい」という欲求が私の思いの全てになりました。

ベッドの中で1分1秒を過ごすのが苦痛で、生きていくことが恐怖でしかありませんでした。

将来への病的な不安に襲われ、震えていました。

独身で、子供もいなくて、仕事もない、収入もなく、手に職もない、年老いた両親が亡くなったら、自分のわずかばかりの年金だけでは生活できない。などと考え、自分は生きていく資格がないと思いました。

死にたい、死にたい。。。

考えることといえばそれだけです。

抗うつ剤を飲む

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生きるのが苦しくて、藁にもすがる思いで、抗うつ剤を飲み始めました。

抗うつ剤を飲む決心をしたのには、もう一つ理由がありました。

うつ病を患って自殺した友人がいたからです。

自分も自殺するかもしれない、自殺して死ぬくらいなら、薬を飲もうとと思いました。

死ぬことは全く怖くなかったのですが、私には年老いた母がいます。

母は子供を自分のこと以上に愛しています。

もし、私が死んだら、母は悲しみのあまり病気になって死んでしまうに違いない、愛情深い母を悲しませることだけはしたくない、と思いました。


まず、スルピリドを飲みました。不安感をなくすのに効果てきめんでした。

この薬で将来の不安を感じなくなりました。

ただ、疲れやすく、寝たきりで、何もできない状態は同じでした。

今年で重度のうつ病10周年です。

「死にたい」と思う気持ちを紛らわす方法


薬のおかげで1分1秒生きるのが苦しいと感じることはなくなりましたが、何もせず、ぼーっとしていると「死にたい、死にたい」とばかり考えてしまいます。

それで、ベッドの中で起きている時は、とにかく何かに集中して「死にたい」と考えないようにしました。

初めは、iPadでゲームをしていました。

夢中でゲームをしている間は「死にたい」という思いは全くありませんでした。

ですが、しばらくすると虚しくなりました。

ゲームには何の生産性もないからです。

ゲーム上で課金されていくものでしたが、金額が増え、自分の貯金額を超えた時、それは実際手に入るお金ではないので、虚しく感じ、時間を無駄に使っているような気になりました。

物販(在宅ワーク)


薬で病的な将来への不安は無くなっていましたが、実際問題、今収入がないこと、老後のお金の問題はありました。

同じ時間過ごすなら、自分の将来に実際に役立つ、何か意味のあることをしたいと思いました。

それで、ネット検索やYouTube在宅ワークを探しました。

自分は物販が向いていると思いました。

中国語と英語ができるので、中国から個人輸入した商品を日本で売ります。

ネット販売をはじめました。

全てiPad一つでできますし、人と会う必要も出かける必要もありません。

うつ病を患っている私にはもってこいの副業です。

一日中、ネットで中国の商品を探し、注文します。

届いた商品をチェックして、不良品があれば、中国の販売店に連絡し返金の要求をします。

商品の写真を撮り、説明文を書き、金額を決めます。

注文があれば、商品を再度チェックし、梱包し、郵送します。

ネット販売の利点


まず、忙しくて「死にたい」と思う時間がないことです。

収入は毎月変動がありますが、お小遣い程度に稼げています。

ゲームで無駄に時間を費やしていたのを、物販をすることで価値ある時間に変えることができました。

収入があると、貯金が増えていくので、将来の不安が減ります。

心余裕ができ、自分や家族のためにお金を使うことができます。

趣味にもお金を使えるようになり楽しみも増えました。

買いたいものを、買いたいときに自由に買える幸せを感じています。

妹が困った時、お金を援助できました。生きる屍の私が、生きて人の役に立てるようになりました。

物販は頭を使うので、脳のリハビリになります。

注文が入ると、気持ちが高揚し、気分が上がります。

安くて良い品を提供できているので、商品を受け取ったお客さんの評価が良く、感謝のメッセージを度々いただくことができます。

社会に貢献できている、人の役に立ててる、人に幸せを与えられていると実感でき、幸福になれます。

私が物販を始めたことで、同じうつ病の妹も、物販を始めることができました。

妹は臆病でネガティブな性格で新しいことを始めることがなかなかできません。

妹は私より、収入がないことで心を病んでいました。

ですが、私が物販で成果が出ているのを見て、妹も始める勇気を得たようです。

手取り足取り妹に物販のノウハウを教えました。

中国の商品を個人輸入するのはリスクが伴うので、妹はそれだけはしたくないというので、妹の代わりに私が輸入してあげました。

妹も物販を初めて、その月から収入を得ることができました。

毎月幾らかの収入があるだけで、気持ちに余裕ができ、妹もずいぶん明るくなりました。

妹は物販を通して、自分には写真を撮る趣味と才能があることを知りました。

物販の際、商品の写真を撮るのが楽しいようです。

いい写真を撮ると、当然よく売れます。

妹も商品が売れる度に「売れた‼︎」と大喜びしています。

妹もお客さんから、感謝のメッセージをいただき、幸せを感じています。

妹の幸せに貢献できて、私も幸せに感じました。


うつ病が治らない限り「死にたい」という気持ちを消すことは不可能です。

ですが、対処することはできます。

有益なことで、生活を満たすことです。

「死にたい」と考える時間を作らないことです。

YouTube動画

物販に疲れたら、私はYouTubeで、自分が幸福な気持ちになれる動画を見ています。

私のお気に入りは

ヒロシです(お笑い芸人)

SMAP×SMAP

・さんま御殿

・さんまの東大方式

・もちまる日記

・ぺろりんず

    などです。

知らず知らずのうちに、笑顔になっています。

癒され、幸せ気分に浸れます。

楽しい、面白いと感じられる内容は人それぞれです。

今、何を見ても面白くない、と感じていても、探し続けていたら、必ず「楽しい」「面白い」「幸せ」「興味ある」「やってみたい」「いいなぁ」「すごい」「感動した」「涙が出た」「共感できた」「応援したい」「可愛い」「綺麗」「素敵」「尊敬」「感謝」「学べた」「刺激をもらった」「好き」「知識が増えた」と思えるものに出会えます。

私は、重度のうつ病なのに、よくお笑い芸人の「ヒロシです」の動画を見て、大声で笑っている自分に気づきます。

ヒロシです」はここ最近YouTubeのおすすめで見つけました、私の笑いのツボです。

「重度のうつ病の私でも笑えるんだ」と自分で驚いています。

そんな時「幸せ」を感じることが出来ます。

「笑う」と幸福ホルモンが出て、うつ病治療に大いに役立ちます。

ツイート、ブログ


2022年11月からYouTubeTwitterのやり方を学び、毎日ツイートしています。

いいね👍がついたり、フォロワーが増えると気分が上がります。

優しいコメントを下さる方もいて、幸せ気分になれます。

有益なアドバイスをいただくこともあります。

その後、ブログをYouTubeで勉強して初めました。

文章を書いていると、時間があっという間に経ちます。

「死にたい」と言っている暇は少しもありません。

自分の心の中にある思いを文字に起こす作業は、自分に向き合うことになり、自分を知り発見することにもなります。

自分に興味が湧き、自分のことがもっと好きになりました。

自分がツイートしたり、ブログを初めてから、他の人の文章を読むようになりました。

特に元気をもらっているのが「ポジティブ」で検索して出てきた方のツイートです。

言葉には人の考え方、生き方を変える力があると思います。

毎日ポジティブな言葉を使い、人の文章からも、ポジティブ思考をもらって、自分の幸せに気づき「死にたい」に負けないように生きられています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

皆さまの生活が幸せで満ちたものでありますよう。お祈りしております。