うつ病でも幸せ・ポジティブ思考〜自分の見方次第〜生きやすくなる方法

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うつ病でも幸せ・ポジティブ思考〜自分の見方次第〜生きやすくなる方法
 


自分の物事に対する見方


私は子供の頃から軽度のうつ病を患っています。

幼い頃から、人はどうすれば幸せになれるのだろうか?と考えていました。

ある日、こんな話を聞きました。

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白い紙に一点の黒い小さな染みがあります。

あなたは、白い部分を見ますか?

それとも黒い小さな染みに注目しますか?

黒い小さな染みは、人の欠点のようなものです。

あなたは人の欠点にだけ目を向けますか?

それとも、黒い染みよりはるかに大きい白い部分、つまり、人の良いところに目を向けますか?

なるほど‼︎ と思いました。

同じ人間でも、自分の見方、どの部分に注目するかで印象がまるで違ってくることに気づきました。

それからは、他人の欠点に気がついたら、ずっと考え続けないようにしました。

欠点から、すぐに目をそらせて、その人の良いところを考えるようにしました。

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人の欠点ばかり目を留めて考えても、自分は決して幸せではありません。

欠点が目につくと、相手のことをよく思えません。

それが知らず知らずのうちに態度に現れます。

「人は自分の鏡」とよく言われます。

こちらが友好的でなければ、相手も友好的にはなってくれません。

感じの悪い態度をすれば、相手も自分に嫌な態度をとるでしょう。

それで嫌な思いをするのは自分自身です。

反対に、相手の良いところだけ見ていれば、自ずと相手に笑顔で接することができます。

褒め言葉を言いたくなるかもしれません。

相手も悪い気はしないはずです。

大抵、笑顔を返してくれます。

褒められると嬉しくなって、今度は相手も自分の良いところを見ようとしてくれるかもしれません。

時にそれが、かけがえのない友情へと発展することもあります。

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そこまで行かなくても、相手の笑顔を見るだけで、幸せな気分になれるものです。

友好的な態度をとってもらえて嬉しくなります。

相手の欠点ではなく良いところを見るよう心がけるなら、自分が気持ちいいだけでなく、人間関係において良い循環が生まれます。

「自分にして欲しいことを人にもしなさい」という助言を、ある本で読みました。

誰でも自分の欠点ばかり見て欲しいとは思いません。

そうであれば、人の欠点ではなく、良いところを見るべきだという教えだと思いました。

そうすれば、自分自身が幸せを感じられます。

父に対する見方


白い紙に一点の黒い小さな染みがついています。

あなたは白い部分を見ますか?

それとも黒い小さな染みを見ますか?

という話は、私の父に対する見方にも影響を与えました。

父の存在の悪い面だけ考えると、私は明らかに不幸な生い立ちです。

木村拓哉の娘に生まれて来たかった、とつくづく思います。

父は家族を精神的に虐待して来ました。

私が幼い時からうつ病を患ってきた大きな原因は父だと思います。

私は父の怒鳴り声がトラウマとなっています。

父のせいで、私は結婚恐怖症にもなり、結婚もできず、子供もいません。

今だに父は機嫌が悪くなると大声で怒鳴り出し、パワハラモラハラを繰り返し、私のうつ病は悪化しています。

ですが、私は不幸ではありません。

父の存在の悪い面を考えないようにしているからです。

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父が存在している良い面に目を向けています。

父が存在する良い点

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・父が生きてくれているおかげで年金が入ってきて、家族4人、何不自由なく生活できています。

・重度のうつ病を患って、寝たきり生活をしている私には、仕事をして生活費を賄う能力がありません。

それなのに、現在、仕事をせずに食べていけます。

・一日中寝たい時にいくらでも寝ることができます。

・職場の人間関係に悩まされストレスを溜めることもありません。

・二階建て一軒家に住み、父は一階の部屋、私は二階の部屋なので、同じ家に住んでいても、父とは一日顔を合わせなくて済みます。

・年老いた両親の世話をしていますが、父の健康を考えて塩分控えめ、野菜多め、和食中心の健康的な料理を毎日作っています。父は今年88歳ですが、血液検査で数値が全て正常です。

・父の健康維持のために、自分が役に立っている。父の幸せに貢献できている。ということは重度のうつ病の私にとって、生きがいになっています。自分にも生きている意味や価値があると実感できます。

・父が働いて建ててくれた庭付き一軒家に住んでいるので、庭で家庭菜園ができています。

・家庭菜園を初めて、うつ病が少し軽くなりました。土を触るのはうつ病に良いそうです。

・種から植物を育てるのは、喜びが多く、成長が楽しみでワクワクできます。植物は愛情を込めると、ちゃんと応えて成長してくれます。癒されています。

・無農薬・無化学肥料の採れたての新鮮な野菜を毎日食卓に並べ、家族の健康に貢献できています。

・たくさん育った野菜を、友人や兄夫婦にもお裾分けできます。与える幸せを感じられます。

・両親は80代ですが、介護は要りません。元気でいてくれます。助かっています。

父が存在する良い面はたくさんあります。

そのことだけに目を向けて考え続け、感謝していると、自分は幸福だと感じることができます。

癌に対する見方


白い紙に一点の黒い小さな染みがついている。

あなたは白い部分を見ますか?

それとも黒い小さな染みを見ますか?

という話は、私の癌に対する見方にも影響がありました。

私は40代で子宮癌が見つかり手術を受けました。

その後、更年期障害になり、重度のうつ病になりました。

他人から見ると、私は可哀想な人間に思えるかもしれません。

実際、癌になって手術を受けた後遺症や現状だけ考えると、本当に惨めに思えます。

楽しんでいた海外生活、安定した仕事、収入、友人、健康、生きがい、全てを失いました。

ほとんど寝たきり生活です。

仕事もできず収入がありません。

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ですが、私は癌になって良かったことに目を留めているので幸せです。

癌になって良かったこと

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・発がん性の食べ物の知識がつき、以前より口に入れるものに気をつけるようになった。

・おやつは買わないようにして、できるだけ手作りにするようになった。
おやつを買うと、保存料や香料マーガリン、ショートニング化学調味料など発がん性のものがたくさん使われている。

・手作りメリット。。。使う小麦を国産のものにできる。油をエキストラバージンオリーブオイルなど健康的なのを使える。砂糖を黒砂糖にしたり、糖質カットしたい時にはラカントsを使用できる。余分な保存料や調味料を使わなくていい。作りたてを食べられて健康的で美味しい

・以前より健康に気をつかうようになった。(血液検査を年に2回受けて健康チェックしている)

・料理に使う調味料に気をつけるようになった。
料理用酒、みりん風味調味料は使わない。お酒は日本酒を、みりんは本みりんを買う。油はエキストラバージンオリーブオイルがメインで、米油、亜麻仁油エゴマ油なども使う。米油は溶剤を使っていない圧縮法で抽出したものか、よく確かめて買っている。少し割高だが健康には変えられない。砂糖はきび砂糖、黒砂糖、ラカントsを使っている。
コーヒーにはmctオイルを入れて飲んでいる。

・運動をするようになった。(ウォーキング)

・腸活をするようになった。(ヤクルト、納豆、キムチ)

・外食はほとんどしない。家で料理をする。

・家族に安全な食材と調味料を使った料理を提供するようになった。

・毎日栄養豊富な料理を造って家族の健康に貢献できている。

・家族が癌にならないよう予防できる。

・海外生活は気楽で生きがいもあり楽しかったが、帰国してから、環境面、衛生面、健康面、治安、サービス、医療、など日本の方が圧倒的に良いことに気づいた。

・健康のありがたみがわかり、今、自分に残されている健康な部分に感謝できるようになった。

・手があるから料理ができる。顔のマッサージができる。電子機器を操作できる。着替えが自分でできる。

・足があるから、ウォーキングができる。自由に行きたいところに行ける。この幸せに気づけた。

・重度のうつ病でも文章が書ける。Twitterやブログができる。

・子宮を摘出したので生理痛から解放された。

・生理がなくなって、貧血が改善された。

・健康だった時より、人の痛みがわかるようになった。

物事にはいい面と悪い面があります。癌になったことで良くなったことだけに目を留めて考えて見ると、私は癌を患い手術を受ける前より、ずっと幸福になりました。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

皆さまの幸せを心よりお祈りしております。