うつ病でも幸せ,心療内科,良い病院の見分け方4選,良いお医者さんの見分け方12選

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うつ病でも幸せ,心療内科,良い病院の見分け方4選,良いお医者さんの見分け方12選
 


「お医者さんと話す時、緊張する」

「お医者さんはプライドが高くて話しにくい」

「お医者さんと面と向かうと、何をどう話せばいいかわからなくなる」

「気の合うお医者さんに出会いたい」

「良い心療内科の先生ってどんなお医者さん?」

「患者にとって有利な心療内科の病院ってどんな病院?」

こんなふうに感じたことはないでしょうか?

私は若い時から医者嫌いでした

 

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私が出会ってきたお医者さんは、ほとんどが、プライドが高く、あるお医者さんは質問しただけで、私の言葉に専門用語が入っていたのが気に入らなかったのか、急に目つきや口調がキツくなり、怒り出しました。

精神的に明らかに病んで、患者に攻撃的なお医者さんもいました。

うつ病患者の私よりずっと、ど〜んより暗い表情で「仕事をしたくない」「毎日憂鬱だ」と患者に愚痴るお医者さんもいました。

私は病院に行ってそのお医者さんに会うたびに気分が落ちてしまいました。

お医者さんも人間です。患者とお医者さんも人間関係です。医師や病院選びは大切です。

この記事では、私が満足いくお医者さん選びをした方法をご紹介したいと思います。

読者様がストレスを抱えず、安心して病院にかかるお手伝いができれば幸いです。

①良い病院

1、通いやすい


うつ病患者にとって、通いやすい病院という条件はとても大切です。

いい病院でも、遠すぎて、車を長時間運転していかなければならないというところなら、負担が大きく、長続きしません。

車で通わなければならない上に「駅近」の病院も金銭的に負担が大きいです。

病院が提携しているパーキングがあって、2時間まで無料とかであればいいのですが、大抵は全て自費です。

病院での待ち時間、薬局での待ち時間を合わせると、かなりの金額になります。

うつ病患者は抗うつ剤の副作用で、眠気がずっとあるという方が少なくありません。

車の運転はできるだけ控えた方がいいです。

歩いて行ける、バスで通える、自宅から近い病院を選ぶと、通い続けるのが負担になりません。

2、看護師がいる

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心療内科の病院によっては看護師がいる病院があります。

看護師がいる病院には多くのメリットがあります。

一つ目のメリットは、血液検査を定期的にしてもらえる、ということです。

うつ病の原因には、心の問題ではなく、甲状腺機能低下症、栄養不足、鉄欠乏症、フェリチンの数値が低い、など、身体的な理由であることもあります。

もし血液検査でこれらの原因を見つけることができれば、うつ病の症状を治すのは、食事を見直すことだったり、甲状腺機能低下症の薬を飲むことだったりします。

看護師がいる病院では、血液検査をしてもらえ、抗うつ剤だけでは治らない、根本的な原因を定期的に調べてもらえるので安心です。

私は半年に一度、血液検査を心療内科でしてもらっています。

これまで、うつ病の身体的な原因は見つかりませんでしたが、生活習慣を改善したり、ダイエットするきっかけをもらったりすることができました。

私の場合、血液検査の結果、中性脂肪コレステロール脂肪肝、が引っかかりました。

生活を見直し、まず甘いものを断ち、ダイエットを始めました。

ウォーキングも始め運動を生活に取り入れるようになりました。

脂肪肝を治すため、レモン水を毎朝起きてすぐ飲むようにしました。

おかげさまで半年後の血液検査で、数値は全て正常になっていました。

うつ病の直接の原因ではありませんでしたが、病気を予防したり、健康的な生活を送る強い動機付けを与えてくれるという点では定期的な血液検査は助けになりました。

健康的な身体になってからは、それに伴って気分も上がり、寝込むことがなくなりました。

心療内科の病院で血液検査をしてもらえるメリットは、自立支援を受けているのなら、その範囲で血液検査を受けられるということです。

ちなみに、私は自立支援を受けていて、1回の診察料が400円なので、診察、血液検査を含めて400円です。

別の病院で血液検査をしたら、何千円と取られるところです。

経済的にも助かっています。

看護師がいるメリットの二つ目は、私が通っている病院では、患者が家族や会社などの、人間関係で体調を崩していたり、最近うつ病の症状や体調の変化が大きく変わり、複雑な状況だったりすると、患者が待合室で待っている時に、別室で看護師が話をゆっくり聞いてくれます。

他の患者を待たせているわけでもないので、ゆっくり話せます。

看護師はとても優しく、聞き上手なので、心置きなく自分のことを事細かに全部話せます。

看護師は必要な情報をメモってお医者さんに伝えてくださいます。

私は全て伝えられたという安心感がありますし、私の診察の番が来た時、先生には全て伝わっているので、何も話さなくても、先生からアドバイスをいただけます。

3、カウンセリングしてくれる

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うつ病を患う方には色んなタイプがあります。

薬で治せるタイプと、認知(考え方、捉え方)を変えていく療法を受ける必要があるタイプがあります。

薬で症状が良くなっても、思考が変わらなければ、またうつ病になるような考え方をして病気になるな、同じことの繰り返しになります。 

色んな治療を選べる環境が整っている病院を選ぶと安心ですね。

4、リラックスできる環境

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病院によっては、いかにも精神病棟といった陰鬱な雰囲気のところもあります。

受付の性格がキツかったり、笑顔がなかったり、暗い表情をしてたりすると、こちらの気分ももっと下がってしまいます。

心地よい音楽が流れていたり、リラックスできると感じられる環境の病院を選びましょう。


ここまで良い病院の選び方を4つお伝えしました。

ここからは良いお医者さん選びの方法12選をお伝えいたいと思います。

②良いお医者さん

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1、気が合う


お医者さんも人間です。性格も10人10色、みんな違います。

同じことを言っても、にこやかに、優しく応対してくれるお医者さんもいますし、怒って説教するお医者さんもいます。

病院に行ってガッカリして、行く前よりうつ病が悪化する、というのではとても残念です。

私は自分に合うお医者さんを探し続けました。

6件目の病院で、今のお医者さんに出会えました。

今のお医者さんは、謙虚で、優しく、患者を絶対否定しない、良いところを見つけて褒める、親身になって話を聞く、いつも笑顔、といった理想のお医者さんです。

お医者さんが治療薬のようで、病院に行っただけでうつ病が良くなります。

きっとあなたにもピッタリのお医者さんがいるはずです。

諦めずに探せば出会えると思います。


2、自分のことをなんでも話せる


 名医は患者のちょっとした症状を聞いて、隠れている病気を探し当ててくれます。

 医者が話を聞こうとする態度や雰囲気がないと、患者は何をどれだけ話せばいいのか戸惑ってしまいます。

 こんなこと言ったら怒られないかな?と心配で、言いたいことも言えないのでは病院にかかっている意味がありません。

 自分の病気の本当の原因も見つけてもらえないかもしれません。

 何を言っても怒らない、不機嫌にならない医者選びは大切な要素です。

3、緊張させない


 お医者さんは一般人より専門知識があるので、患者はただでさえ気遅れするものです。

 お医者さんが常に笑顔で接してくれると、それだけで患者の緊張が溶けます。

 性格が優しいお医者さんは患者を緊張させません、優しさを感じられるお医者さんを選びましょう。

4、話をよく聞いてくれる

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 うつ病患者は脳の機能が低下しているため、思考がまとまらなかったり、何から話していいかわからない時があります。

 ゆっくり話を聞いてくれる、余裕のあるお医者さんだと、ポツポツとでも話し出せます。

 患者の話を途中で遮らないと言うことも大切です。

 話を途中で遮られると、言うべきことじゃなかったんじゃないか?と自分を責めてしまいます。

 話の続きに、大切な情報があるのかもしれませんが、途中で遮られると、それ以上お医者さんに伝えられなくなってしまい、適切なアドバイスをもらえないと言うことにもなりかねません。

 患者は話を全部聞いてもらい、お医者さんにわかってもらえた、と言うだけでも安心し、半分病気が治ったように感じるものです。

 患者の話をよく聞かず、適当に薬を処方するお医者さんには要注意です。


5、患者を見て話をし、聞いてくれる


 よく、パソコンをずっと見ながら、話を聞き、患者の話を聞いているのかわからないお医者さんがいます。

 目を見て話をし、話を聞いてくれると、患者は安心します。

 しかも目を見て話をするのは、お医者さんである以前に人間関係のコミュニケーションの基本です。

6、患者を否定しない


 患者の話を全部聞かず、ちょっと聞いてすぐ否定してくるお医者さんもいます。

 否定されると、うつ病で自尊心が低くなっている患者は落ち込んでしまいます。

 否定ではなく、理解を示してくれるお医者さんを見つけましょう。

7、よく褒め、患者を肯定して、自信を持たせてくれる


 今の心療内科の医者は、予約外に病院に来たと言うだけで、褒めてくれます。

 予約外に勝手に通院して良かったのか不安に思っていることを察知して、よく来ましたね。

 来て良かったんですよ、と患者の行動を肯定し、優しく励ましてくれます。

 また、患者が薬を勝手にやめて自律神経失調症になって通院しても、決して怒りません。

 むしろ、また薬を飲み始めていることに目を留めて、ちゃんと飲んでいますね、それでいいんですよ、と褒めてくれます。


8、患者の気持ちを大事にして、患者が飲みたくない薬を強要しない


 私は睡眠薬で痴呆症になった人の話を聞き、睡眠薬は飲まないようにしていました。

 でも、マイスリーという薬は、一番弱い薬で、一生飲んでも痴呆症にはならない、とお医者さんから言われました。

 それで、勇気を出して飲み始めました。

 自律神経失調症になって、マイスリー2錠でも眠れなくなった時、お医者さんは他のもっと効き目の良い睡眠薬を処方したかったようですが、私が、痴呆症を心配していることを知っていて、無理に出そうとしませんでした。


9、なんでも相談に乗ってくれる


 仕事ができなくて1年間収入がなくて悩んでいることをお医者さんに話しました。

 障害年金を受け取りたいけど、信頼できて、腕の良い、労務士を紹介して欲しいとお願いしました。

 先生は分厚い名刺ファイルを取り出し、一枚一枚良く確認して、ご自分が良く知っている、腕のいい、しかも私の家から一番近くの事務所の女性の労務士さんを紹介してくださいました。

 そして、今は自律神経失調症の症状が強く現れているので、症状が治ってから相談した方がいいですよ、とアドバイスしてくださいました。

 うつ病患者が調子の悪い時、難しい障害年金の説明を聞いたり、複雑な手続きを行わないといけなくなると、ストレスで余計に調子が悪くなるそうです。

 先生の適切なアドバイスに感謝しました。

 私はネットで労務士さんを探していました。

 カウンセリングがあるので家から一番近くの大きめの事務所を選んでメールを出しました。

 電話がかかって来て、事務所に行く日時を予約しましたが、持参するものに、印鑑、2万2000円の現金、クレジットカードか通帳、年金手帳が必要と言われました。

 見ず知らずの、ネットで調べただけの会社に自分の個人情報全て与えて、2万2000円も取られ、騙されたらどうしよう。。。

 と不安に思っていました。

 心療内科の先生の知り合いで、先生が太鼓判を押すやり手の労務士を紹介していただけて、不安や心配も消え去りました。

 親身に患者に寄り添い、助けてくださる先生に本当に感謝しました。

10、患者を待たさない


  以前の心療内科では1時間であればまだ早い方、長い時は2時間近く待たされました。

  駅近で車で通うしかない、遠い病院でした。

  80歳近くなる母に車を運転してもらい、付き添ってもらっていました。

  母も普段はほとんど寝たきりです。

  重度のうつ病で、座っているのも辛い私は毎回2時間近く待たされ、毎回の通院が苦痛でした。

  しかも年老いた母にも負担が大きく、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

  駐車料金も馬鹿になりません。

  今の病院の先生は患者を待たせません。待っても10〜15分くらいです。

  賢い先生で、事情や症状を詳しく聞く必要のある患者は、待合室で待っている間に、看護師に話をゆっくり聞かせます。

  看護師はメモをとり、先生に伝えてくれます。

  この方法で、診察室で患者は話すことはありません。

  先生は全て分かった上で、患者に適切なアドバイスをしてくださいます。

  患者も他の患者を待たせているという焦りから、ゆっくり話せないというストレスを感じることもありません。

  先生に伝え忘れたということもなくなり、安心して先生に診ていただけます。


11、薬の処方をする時、薬の種類、効き方、飲み方、副作用、注意点など、丁寧に説明してくれる


  今の先生は薬を処方する時は、薬図鑑のようなものを出してきて、その本を見せながら、薬の種類、薬効、副作用、聞くまでの期間など事細かに説明してくださいます。

  副作用が出ても、説明を受けているので、それほど慌てることはありません。

  時間が経てば、副作用が治ることを知っているからです。

  睡眠薬についても、常習性があって痴呆症になる可能性がある薬と、一生飲んでも痴呆症にはならない、マイルドな薬があります。

  先生からその説明を受けて、初めて安心して睡眠薬を飲むことができました。

  以前の心療内科の先生は、薬を処方するだけで、説明は一切ありませんでした。

  私は抗うつ剤に偏見があったので、怖くて飲めませんでした。

12、薬の処方がうまい

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 医師の経験や知識で処方する薬は全く違います。

 経験のない若いお医者さんにかかって、いきなり効き目の強すぎる抗うつ剤を処方されたことがあります。

 効き目が全然ないのに、副作用がひどく、吐き気、頭痛、めまいで何日も寝込みました。

 何度、薬を変えても、副作用に悩まされ、全く生活できなくなったので、病院を変えました。

 次の病院のお医者さんは年配で経験のある医師でした。

 前にかかっていたお医者さんで処方された薬を見て、この薬は効き目がきつすぎる、通常いきなりこんなきつい薬は処方しません、と言われました。

 経験豊かで薬の知識のあるお医者さんにかかることの大切さを実感しました。


ここまで、良い病院の見分け方4選、良い医師の見分け方12選をお伝えしました。

私は自分に合った病院や医師を見つけるまで6つの病院を転々としました。

今、癒しを与えてくれる、通院が楽しみに思えるお医者さんに出会え幸せです。

ぜひ、皆さんも、ご自分に合った病院やお医者さんを見つけてくださいね。

最後まで、記事をお読みいただきありがとうございました。

皆さまが幸せな日々を送られますことをお祈りしております。
 

 
ローズ