2023-02-08 うつ病でも幸せ〜幸福とは何か?〜 うつ病でも幸福 幸福とは何か? 幸福ってなんだろう? 私は子供の頃から軽度のうつ病です。 現在は重度のうつ病を患っています。 私は若い時から、幸福って何だろう?と思っていました。 そして、幸福とは今、自分が生かされていることを知り、自分を生かしてくれている、すべてのものに気づき、感謝することだと知りました。 一般に人はお金、名誉、地位、結婚、子供、健康などを幸福の基準にしています。 確かにそれら全て、とても大切です。でも、 お金、名誉、地位があれば幸福なのでしょうか? 結婚していれば幸福なのでしょうか? 子供がいれば幸福なのでしょうか? 健康でいれば幸福なのでしょうか? 私はそうとは限らないと思います。 ●幸福の条件が揃っていても不幸な父 私の父は若い時に、高収入を得、会社で昇進し立場を得、年老いてから仕事の功績で国から勲章を授かりました。 自分より8歳若い美しい女性と結婚し、子供を5人授かりました。 子供は全員親孝行です。父は現在88歳ですが、家族の誰よりも健康です。 ですが、幸福ではありません。今、自分が得ている幸福に目を留めず、いつも自分にないものを追い求め、不満を言っています。 父は事あるごとに、自分は不幸だと言って自分を哀れんでいます。 ●重度のうつ病の私が幸福な理由 私は、癌を患い、重度のうつ病を患い、現在も心身共に病んでいます。 ほとんど寝たきりの生活をしています。 仕事もできず、地位も名誉もありません。 結婚もしておらず独身で子供もいません。 でも、毎日幸せを感じて過ごせています。 幸福な理由がたくさんあるからです。 以下に私が日々感謝し、幸福を感じていることをいくつか挙げます。 ・五体満足なこと・食事ができること・何を食べても美味しいと思えること・自分のことは全て自分でできること・美しいものを見て美しいと思えること・美味しい空気をタダで吸えること・うつ病でも家族のために料理ができ、家族の健康のために貢献できていること・愛情深い母がいること ・私の話を聞いてくれる妹がいること・同じうつ病の妹が私のうつ病を理解してくれること・収入がなくても両親の年金で暮らせていること・高齢の親の世話をしているけど、両親が寝たきりではないこと・一軒家で自分の部屋があること ・精神的虐待を加える父と会話せず同居できていること ・自立支援制度で医療費が安く済んでいること・障害者手帳をもらって、バス代がタダになったこと・両親が亡くなっても、日本には生活保護制度があること・いくらでもベッドで休めること・時間がたっぷりあること・痛みもなく一日過ごせること・死にたいという気持ちをYouTubeを見たりして忘れられること・犬猫の動画を見て癒されていること・SMAP×SMAPを見て笑顔になれること・さんま御殿を見て笑えること・木村拓哉さんの写真集を見て笑顔になれること ・寝たきりでもTwitterやブログが書けることなど… 挙げればキリがありません。 毎日、幸せのかけらをたくさん発見します。 日々、私は幸せである理由に包まれています。 人は誰でも、どんな状況であっても、誰かの助けで生かされています。 そのことに感謝できれば幸せを感じることができます。 いくら恵まれていても、今、自分にある幸せに気づけない人、人と比較ばかりして、自分にないものをずっと探している人は、決して幸福になれません。 結局、自分を幸せにするのは自分自身の見方、考え方なんだと思います。 最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。 あなたの幸せをお祈りしております。 ます。