うつ病でも幸せ〜幸福とは何か?〜

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うつ病でも幸福 幸福とは何か?

 

幸福ってなんだろう?

私は子供の頃から軽度のうつ病です。

現在は重度のうつ病を患っています。

私は若い時から、幸福って何だろう?と思っていました。

そして、幸福とは今、自分が生かされていることを知り、自分を生かしてくれている、すべてのものに気づき、感謝することだと知りました。

一般に人はお金、名誉、地位、結婚、子供、健康などを幸福の基準にしています。

確かにそれら全て、とても大切です。でも、

お金、名誉、地位があれば幸福なのでしょうか?

結婚していれば幸福なのでしょうか?

子供がいれば幸福なのでしょうか?

健康でいれば幸福なのでしょうか?

私はそうとは限らないと思います。

幸福の条件が揃っていても不幸な父

私の父は若い時に、高収入を得、会社で昇進し立場を得、年老いてから仕事の功績で国から勲章を授かりました。

自分より8歳若い美しい女性と結婚し、子供を5人授かりました。

子供は全員親孝行です。父は現在88歳ですが、家族の誰よりも健康です。

ですが、幸福ではありません。今、自分が得ている幸福に目を留めず、いつも自分にないものを追い求め、不満を言っています。

父は事あるごとに、自分は不幸だと言って自分を哀れんでいます。

●重度のうつ病の私が幸福な理由

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私は、癌を患い、重度のうつ病を患い、現在も心身共に病んでいます。

ほとんど寝たきりの生活をしています。

仕事もできず、地位も名誉もありません。

結婚もしておらず独身で子供もいません。

でも、毎日幸せを感じて過ごせています。

幸福な理由がたくさんあるからです。

以下に私が日々感謝し、幸福を感じていることをいくつか挙げます。

・五体満足なこと

・食事ができること

・何を食べても美味しいと思えること

・自分のことは全て自分でできること

・美しいものを見て美しいと思えること

・美味しい空気をタダで吸えること

うつ病でも家族のために料理ができ、家族の健康のために貢献できていること

・愛情深い母がいること

・私の話を聞いてくれる妹がいること

・同じうつ病の妹が私のうつ病を理解してくれること

・収入がなくても両親の年金で暮らせていること

・高齢の親の世話をしているけど、両親が寝たきりではないこと

・一軒家で自分の部屋があること

・精神的虐待を加える父と会話せず同居できていること

・自立支援制度で医療費が安く済んでいること

障害者手帳をもらって、バス代がタダになったこと

・両親が亡くなっても、日本には生活保護制度があること

・いくらでもベッドで休めること

・時間がたっぷりあること

・痛みもなく一日過ごせること

・死にたいという気持ちをYouTubeを見たりして忘れられること

・犬猫の動画を見て癒されていること

SMAP×SMAPを見て笑顔になれること

・さんま御殿を見て笑えること

木村拓哉さんの写真集を見て笑顔になれること

・寝たきりでもTwitterやブログが書けること
など…

挙げればキリがありません。

毎日、幸せのかけらをたくさん発見します。

日々、私は幸せである理由に包まれています。

人は誰でも、どんな状況であっても、誰かの助けで生かされています。

そのことに感謝できれば幸せを感じることができます。

いくら恵まれていても、今、自分にある幸せに気づけない人、人と比較ばかりして、自分にないものをずっと探している人は、決して幸福になれません。

結局、自分を幸せにするのは自分自身の見方、考え方なんだと思います。

最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。

あなたの幸せをお祈りしております。

 

ます。